遊び始めた10分後 探鉱者 ページ14
ゲームも用事もない完全に暇な日、同じ女性の人がいれば小さな女子会やらなんやらできるが奇跡的に私以外はゲームに参加している本当に嫌な奇跡的。
部屋にいてもつまらないので中庭で草花やカエルの像などを眺めては時間を潰していると、中庭の扉が開く音がしたのでそちらを向くと、探鉱者ノートンが出入り口に立っているのが目に入る、私がいるとは思わなかったのか少し驚いた顔をしたが直ぐにいつもの顔に戻った。
「Aここで何しているんだい?」
「することがないからここで草とか見て時間を潰してるの」
へぇ、と相槌を打ちながら私の近くへ歩み寄っては周りを見回す
「全部の植物をみたのかい」
「うん、見ちゃったからちょっとカエルの像とかも見たりしてる最中かな」
あはは、と笑いながらカエルの像の頭を触る、思いのほかツルツルとしていて気持ちが良いのでいい発見したと内心でおもう、そんな私を見ながらノートンはポケットに手を入れてはあるものを目の前にかざす。それはゲームの最中に彼が使う磁石
「そんなに時間を潰せるか分からないけど、磁石を使って遊ばない?」
其れに対して私は遊ぶ!と答えたのだ
彼が持ち歩いている磁石はそれなりに重い、それに耐えながらも磁石を色んなものにくっつかせたり、地面に転がしたりと考えられる遊びはした、ちなみに地面の砂鉄をとるやつは片付けるのがとても大変でもうしないと心で誓った。そして今は反発力で遊んでいる、同じ極で近づけば当たり前に反発で近づくことができないので、それに逆らいどれぐらい近づけるかで遊んでいる。
彼の磁石は体が大きいハンターさえも引き寄せたり弾き飛ばすほど強い磁石、やっぱりといえるほど近づけないが、もう少し近づけれるのではないか?と足を一歩前にだすがやはり無理。重い磁石でしばらく遊んだということが祟ったのか痺れた手から磁石が滑り落ちた、それを急いで手に取ったがどうやら磁力が逆になり反発から引力にかわる
ぐんっと引っ張られる体と一瞬の浮遊感が襲ったと思ったら目の前にノートンの顔があった、目と鼻の先にあるノートンの顔は明らかにじわじわと赤くなっていくので、私もつられて顔に熱が集まっては静かに彼から離れると
「ご、ごめん!Aお詫びは必ずするから!ごめんね!」
そういって中庭から飛び出しって行った、そのあと私は磁石を忘れていった彼に磁石を届けるときどんな顔をすればいいのかで残りの時間を全部使うことになった
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ミック(プロフ) - みこさん» 遅くなり本当申し訳ありません…本来ならばここまで遅らせるつもりなかったのですが初めてのリクエストと初キャラ及び日常のごたごたが…言い訳はここまでさせていただきます。初めてのリクエスト及びこの日までお待ちくださってありがとうございました。感謝いたします (2020年11月25日 0時) (レス) id: 2f0a56c5f0 (このIDを非表示/違反報告)
みこ(プロフ) - あわわ?!冒険家のお話書いてくださってありがとうございます!めちゃくちゃ好きです!!!あの優しい感じかたまらん…!!!!ありがとうございましたヾ(●´∇`●)ノ (2020年11月24日 21時) (レス) id: 04051e19ff (このIDを非表示/違反報告)
ミック(プロフ) - みこさん» 返信遅くなり申し訳ございません。ハスター様は崇拝対象ですね、わかります。この短編集での初めてのリクエストをお聞き出来てとても嬉しいです、ありがとうございます。終わり方がリクエストどうりになるかは謎ですが冒険家頑張って書かせていただきますね。 (2020年9月1日 19時) (レス) id: 2f0a56c5f0 (このIDを非表示/違反報告)
みこ(プロフ) - ハスター様はいつでも素敵。もし、リクエスト大丈夫でしたら失礼します…!冒険家で両方想いでお願いします!シチュは夢主が夜悪夢で眠れなくなってカートさんのお話を聞気に行く!というのをお願いしたいです。お暇なときで大丈夫ですのでよろしくお願いします…! (2020年8月29日 2時) (レス) id: 04051e19ff (このIDを非表示/違反報告)
ミック(プロフ) - 月光ガールさん» コメントありがとうございます、ジョゼフの小さな弱みを握って放す気はないことに対しての謝罪で笑顔にできたことをうれしく思います。これからも笑顔になれるようなものを作っていきたいと思います、コメント本当にありがとうございました。 (2019年7月30日 17時) (レス) id: 2f0a56c5f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミック | 作成日時:2019年5月18日 0時