Hush-Hush-2

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RE「な、なんか今日いつもに増して頭がキレッキレだね！」


「そ、そうかなー？」


RE「なんかあったの？」


「.........なんもないよー！あれだよあれ、びっくりするくらい無能な日があるようにその逆もあるってことだよ」


RE「なるほどね」











午前からぶっ通しで2本の撮影を終えて、一旦休憩。

レイと気分転換に近くのお気に入りのカフェで軽く食事を取る。


レイに「なんかあったの？」と聞かれて「実はジョンハンさんとさー！」と言えればどんなに幸せなことか。

喉まで上がってきたその言葉をコーヒーで流して、いつも通りの私に。











RE「そういえばもう明後日だよね、同行」


「そうか！もう明後日か！時が経つの早すぎてやばいね」


RE「去年は同行行ってないもんね、A。すごい久々じゃない？」


「4、5年ぶりになるのかな？あの頃ってまだバリバリの若手だったし会場中を走り回ってたなー懐かしい！」


RE「私去年も同行したけど、変わらず走り回ってたよ？笑」


「え、ほんと？じゃあ私も明後日から走り回るのかー笑」











なんか初心に帰るじゃないけど、バタバタした現場とか最近あんまりないからちょっと楽しみだな。











「最近はステージ裏に居ることもあんまりなくなったから、逆に足手纏いになったらどうしよ」


RE「.........A」


「なに」


RE「それだけは絶対にないね。誰よりも声出して動いて、自分の仕事の範疇を超えたことまでやるに決まってる」


「.........できるだけ、おとなしく頑張るね」


RE「うん」











のんびり休憩していたら、打ち合わせの時間を少し早めたいと連絡がありレイとカフェを出ることに。











「早く始めるからには、早く終わりたいよね」


RE「違うよA。遅くなりそうな分、ちょっとでも早く始めようってことだよ」


「.........今日打ち合わせの取引先さ、ただのジョンハンさんの顔ファンじゃない？特に広報の人」


RE「わかるー！商品よりもジョンハンさんの顔のほうが目立ってるし、インスタの画像いっつもジョンハンさんだけで商品載せてないもんね！笑」


「あの広報は個人的に推してる。笑」


RE「同じく」





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