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目の前の彼に、私はだいぶ弄ばれている。
さっき酔いはもう覚めたといっていたけど、お酒を飲んだという事実はあるわけで。
確実にいつものジョンハンさんとは違う。
お酒が入っているとき特有の雰囲気。
「なんですかー、そんなじーっと見られると困るんですけど」
JH「なんで困んの?」
「普通に恥ずかしいんですよ」
JH「可愛いね、」
ソファーに座る2人。
ジョンハンさんは私のほうに身体を向けて、私の頭を撫でたり、髪の毛をいじったりしている。
当たり前に、距離は近い。
「.........ジョンハンさん、お風呂入ったらどうですか?明日も仕事ですし」
JH「そんなに一緒に入りたいのー?」
「(.........話通じないな)」
JH「ねーってばー」
「今日はしないって誰かさんに言われましたし?やることやる前にお風呂一緒に入るとかありえないでしょ!」
JH「.........あ、A怒ってる。笑」
怒ってはないです、不貞腐れてるんです。
「とにかく、このままダラダラしててもしょうがないですから」
JH「いーじゃんダラダラしてるの、俺好きだよ?Aは嫌い?楽しくないのー?」
「いや、まあ、好きですけどー」
JH「.........じゃあ、いーじゃん」
気まぐれに軽くキスをしたり、頬を撫でたり、耳を触ったりしてくる彼。
むしろこの状況で、その先に行かないのってどんな理由?
もしかしてちゃんと会話できてるけど、明日の朝起きたら実はめちゃくちゃ酔ってて記憶にないとかいうオチ?
やっぱりまだまだ、知らないことだらけだな。
「ジョンハンさん、」
JH「なーに」
「お風呂入ってちゃんと寝るか、このまま宿舎に帰るか、どっちがいいですか?」
JH「.........」
「そんな可愛い顔してもダメ!」
JH「.........お風呂入って、Aと一緒に寝る」
そう言ってバスルームに行ったジョンハンさん。
「はぁ〜.........心臓に悪い」
声を大にして言いたいが、私は決して欲求不満なんかではない。
ただ、ジョンハンさんを前にすると、なんかこう.........ね。
「私も、酔ってんのかな」
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だみ(プロフ) - Buuさん» 嬉し過ぎるコメントありがとうございますー!!電車の中で見て思わずリアクションしたら、目の前にいたおじさんに二度見されました😂笑 そう言い続けていただけるよう、もうちょっと更新頻度あげて頑張ります🫶🏻 (5月1日 19時) (レス) id: 20b827a587 (このIDを非表示/違反報告)
Buu(プロフ) - この作品好きすぎる!って作者を見たらやはりだみさんでした!🌟いつも素敵な作品をありがとうございます🌟 (5月1日 14時) (レス) id: 0214dc71c7 (このIDを非表示/違反報告)
だみ(プロフ) - ななんほさん» コメントありがとうございますー!ハニーミルクラテも読んでくださったんですね!とても嬉しいです🥰甘々ターンもうしばらく続くので、引き続きよろしくお願いします🫶🏻 (4月23日 19時) (レス) id: 20b827a587 (このIDを非表示/違反報告)
ななんほ(プロフ) - HUSH HUSHでだみさんを知り、ハニーミルラテが大好きすぎて何回も読み返してます!これからも甘々なお話楽しみにしています! (4月22日 20時) (レス) id: 05ea9752a4 (このIDを非表示/違反報告)
だみ(プロフ) - なさん» こちらこそありがとうございます🥰先ほどLovin’ you?のお話の説明欄にパスワードを掲載させていただきましたので、もしよろしければそちらをご覧ください🙌🏻 (4月13日 19時) (レス) id: 20b827a587 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:だみ | 作成日時:2024年3月27日 23時