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スンチョルさんがジョンハンさんを支えて歩く。
成人男性が脱力しているのを抱えながら歩くって結構大変だと思うんだけど、流石のスンチョルさん。慣れている。
SC「こういう時、鍛えててよかったと思うわ」
「.........めちゃくちゃイケメン発言しますね」
SC「惚れた？」
「いえ、全然」
SC「釣れねーなー」
今日スンチョルさんが食事に誘ってくれたこと、実はめちゃくちゃ嬉しかった。
スンチョルさんから見て私はどんな人間に映っているのかいつも疑問に思っていた。
いつも優しく気さくに接してくれるけど、スンチョルさんと私の間にはいつも予防線を張られているような気がしていた。
この業界に居れば老若男女問わず人を安易に信用しないことは鉄則だけど、でもスンチョルさんのそれは『警戒心』とは少し違う。
「嬉しかったです、今日」
SC「ん？楽しかったじゃなくて？」
「ずっと、スンチョルさんは私との距離感をどこか掴めないままで居る気がして.........ってすみません、失礼なことを」
タクシーを待つ間、少しだけお酒の力を借りて本音をこぼす。
私の表情も言葉もしっかりしているから、酔っ払ってましたなんて言い訳は出来ないことを覚悟の上で。
SC「いや、合ってるよ？Aの言う通り。ずっとどうしようかなーって思ってた」
「その理由は、聞いてもいいですか？」
SC「そうだな、むしろ聞いてほしいくらいだな。笑」
「どういう意味ですかそれ」
SC「.........メンバーの好きな女がこんなに近くに居るのが初めてだったから、戸惑ってたっつーか、困ってたんだよ」
恥ずかしそうに、そんな可愛い告白をしてくれたスンチョルさん。
寒くて顔が赤いのか、照れているのか。
とても愛らしい姿を見れて、今日という一日の終わりを告げるにはもってこいの時間だった。
「ありがとうございました」
SC「こちらこそ。気をつけて帰れよ」
「スンチョルさんも、お気をつけて」
SC「ジョンハニが起きたら明日遅刻すんなって言っといて」
「了解です！」
タクシーが到着し、ジョンハンさんと2人で乗り込む。
スンチョルさんとお疲れ様ですじゃなく、おやすみなさいと言葉を交わして家路に着く。
意識があるようでないジョンハンさんは、相変わらず私の肩に頭を乗せて目をつぶっている。
彼の左手は、私の右手をしっかりと繋ぎながら。
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だみ(プロフ) - Buuさん» 嬉し過ぎるコメントありがとうございますー！！電車の中で見て思わずリアクションしたら、目の前にいたおじさんに二度見されました😂笑 そう言い続けていただけるよう、もうちょっと更新頻度あげて頑張ります🫶🏻 (5月1日 19時) (
レス) id: 20b827a587 (このIDを非表示/違反報告)
Buu(プロフ) - この作品好きすぎる！って作者を見たらやはりだみさんでした！🌟いつも素敵な作品をありがとうございます🌟 (5月1日 14時) (レス) id: 0214dc71c7 (このIDを非表示/違反報告)
だみ(プロフ) - ななんほさん» コメントありがとうございますー！ハニーミルクラテも読んでくださったんですね！とても嬉しいです🥰甘々ターンもうしばらく続くので、引き続きよろしくお願いします🫶🏻 (4月23日 19時) (レス) id: 20b827a587 (このIDを非表示/違反報告)
ななんほ(プロフ) - HUSH HUSHでだみさんを知り、ハニーミルラテが大好きすぎて何回も読み返してます！これからも甘々なお話楽しみにしています！ (4月22日 20時) (レス) id: 05ea9752a4 (このIDを非表示/違反報告)
だみ(プロフ) - なさん» こちらこそありがとうございます🥰先ほどLovin’ you?のお話の説明欄にパスワードを掲載させていただきましたので、もしよろしければそちらをご覧ください🙌🏻 (4月13日 19時) (レス) id: 20b827a587 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：だみ
| 作成日時：2024年3月27日 23時
