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正直女は結構余裕だったりする。
ベッドの上で演技をしたことがない女なんて、ほとんど居ないんじゃないだろうか。
例によって私も、今まではそうだった。
今までは。
JH「ここ、好きでしょ?」
「.........っ、」
JH「可愛いね」
「、!!」
強制的に声は出されるし、自分が制御できない感覚がジョンハンさんの手によって操られる。
私の知らない、その奥、まで。
何度迎えても終わることのない、その先が、やっぱり何度も来る。
もう指の先にキスをされるだけで、思わず瞼を閉じてしまうくらいに甘い甘い感覚が止まらなくて。
JH「.........A」
「.........っ、はい」
JH「きつかったら、言ってね」
ゆっくりと、入って来る感覚。
少しずつジョンハンさんに揺らされて、何度も気が遠くなりそうになるところに連れて行かれる。
薄暗い部屋の中、ずっと顔を見ながら2人で揺れて、落ちて。
JH「目、閉じないで。ちゃんと見てて」
ジョンハンさんの気分で近くなったり遠くなったりする顔だけど、ジョンハンさんはずっと私を見ている。
大きな目が、少しずつ甘く重たくなってきて
綺麗な顔が、苦しそうに歪んで眉間に皺が寄せられる。
今までで一番大きな波が私を襲ってきたとき、彼も同時に私の上で果てた。
しばらく2人で、お互いの温度を感じながら抱き合っていた。
大きく息を吸ったら、ジョンハンさんの匂いがして、眩暈がしそうだった。
JH「大丈夫?」
「はい.........ジョンハンさんは?」
JH「Aが可愛すぎて無理っぽい」
「ちょっ、!!!」
まだジョンハンさんの感覚が残るところに、手を当ててみる。
このまま目を閉じたら、天国に行けそうな気がする。
なんてバカみたいなことを思っていたら、その手の上にジョンハンさんの手が重なって
JH「ねえ、」
「はい」
JH「もっかい、ここに入りたいんだけど.........ダメ?」
ああ、このおねだりに私は一生逆らえないんだと確信した。
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だみ(プロフ) - Buuさん» 嬉し過ぎるコメントありがとうございますー!!電車の中で見て思わずリアクションしたら、目の前にいたおじさんに二度見されました😂笑 そう言い続けていただけるよう、もうちょっと更新頻度あげて頑張ります🫶🏻 (5月1日 19時) (レス) id: 20b827a587 (このIDを非表示/違反報告)
Buu(プロフ) - この作品好きすぎる!って作者を見たらやはりだみさんでした!🌟いつも素敵な作品をありがとうございます🌟 (5月1日 14時) (レス) id: 0214dc71c7 (このIDを非表示/違反報告)
だみ(プロフ) - ななんほさん» コメントありがとうございますー!ハニーミルクラテも読んでくださったんですね!とても嬉しいです🥰甘々ターンもうしばらく続くので、引き続きよろしくお願いします🫶🏻 (4月23日 19時) (レス) id: 20b827a587 (このIDを非表示/違反報告)
ななんほ(プロフ) - HUSH HUSHでだみさんを知り、ハニーミルラテが大好きすぎて何回も読み返してます!これからも甘々なお話楽しみにしています! (4月22日 20時) (レス) id: 05ea9752a4 (このIDを非表示/違反報告)
だみ(プロフ) - なさん» こちらこそありがとうございます🥰先ほどLovin’ you?のお話の説明欄にパスワードを掲載させていただきましたので、もしよろしければそちらをご覧ください🙌🏻 (4月13日 19時) (レス) id: 20b827a587 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:だみ | 作成日時:2024年3月27日 23時