駆け足のサンドリオン。 ページ1
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JH「ごめん、なんかスンチョルがAと3人でご飯行きたいってうるさくてさー?もうご飯作っちゃったよね?」
ジョンハンさんが練習中、私は家事を一通り片付けた。
ソファーでコーヒーを飲みながらふぅーっとゆっくりしていたら、ジョンハンさんからの電話。
電話口の、彼の申し訳なさそうな声。
「作っちゃいましたけど、別にすぐ腐るものでもないので大丈夫ですよ?それに明日ご飯作る必要なくて、ラッキーですし」
JH「.........本当?気遣ってない?」
「全然大丈夫ですよ。笑」
JH「なら、」
10分後に迎えに行くと言われたけど、ご飯に行くお店とうちが反対方向だったのでお店で合流することにした。
「こんな時間に出歩くの危ないから」と最近なんだか過保護になっているジョンハンさんを言いくるめて。
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SC「おーAー!」
「お疲れ様です」
JH「ごめんね、突然」
「全然大丈夫ですよ」
JH「ちゃんとタクシーで来た?」
「ちゃんと乗りましたよー」
SC「おいおいなんだよー!すっかり仲良しになってよぉー!ジョンハナ〜めちゃくちゃ過保護になってんじゃーん!」
まだお酒を飲んでいないはずなのにスンチョルさんは酔っ払ったようなテンション。
4人席、自然とジョンハンさんが私を隣の席へと誘導する。
「スンチョルさん、まだお酒飲んでないですよね?笑」
SC「飲んでないけど?」
「飲んでるみたいにテンション高いですね」
SC「.........オッパは嬉しいんだよ、2人幸せそうで」
JH「おい、誰が誰のオッパなんだよ」
SC「俺が、Aの」
JH「はぁ?!!?俺だってまだAにオッパって呼ばれたことないのにふざけんなよー!!」
まだ飲んでないのに、なにこの面倒くさいテンション。
「もー!とりあえずオーダーしましょうよ!.........すみませーん!」
2人の空気を割くように店員さんを呼んで、2人の視線をガン無視でオーダーをする。
前と横からの、圧がすごい。
これだから綺麗な顔は困る。
「はい、とりあえず乾杯しましょ!ね!」
SC「だな!」
JH「.........」
3人のグラスがテーブルの真ん中で重なる。
それはそれは、長い夜の幕開け。
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だみ(プロフ) - Buuさん» 嬉し過ぎるコメントありがとうございますー!!電車の中で見て思わずリアクションしたら、目の前にいたおじさんに二度見されました😂笑 そう言い続けていただけるよう、もうちょっと更新頻度あげて頑張ります🫶🏻 (5月1日 19時) (レス) id: 20b827a587 (このIDを非表示/違反報告)
Buu(プロフ) - この作品好きすぎる!って作者を見たらやはりだみさんでした!🌟いつも素敵な作品をありがとうございます🌟 (5月1日 14時) (レス) id: 0214dc71c7 (このIDを非表示/違反報告)
だみ(プロフ) - ななんほさん» コメントありがとうございますー!ハニーミルクラテも読んでくださったんですね!とても嬉しいです🥰甘々ターンもうしばらく続くので、引き続きよろしくお願いします🫶🏻 (4月23日 19時) (レス) id: 20b827a587 (このIDを非表示/違反報告)
ななんほ(プロフ) - HUSH HUSHでだみさんを知り、ハニーミルラテが大好きすぎて何回も読み返してます!これからも甘々なお話楽しみにしています! (4月22日 20時) (レス) id: 05ea9752a4 (このIDを非表示/違反報告)
だみ(プロフ) - なさん» こちらこそありがとうございます🥰先ほどLovin’ you?のお話の説明欄にパスワードを掲載させていただきましたので、もしよろしければそちらをご覧ください🙌🏻 (4月13日 19時) (レス) id: 20b827a587 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:だみ | 作成日時:2024年3月27日 23時