続き ページ24
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2人分の足音と川のせせらぎが鼓膜を揺らす夜の6時。
太陽は完全に落ち、月がぼんやりと辺りを淡く照らしていた。
『………。』
「………。」
頼む、誰でもいいからこの沈黙をどうにかしてくれ…！
実は野球好きなの？とか他に何して遊んでるの？とか聞いてみたんだけど、全部「ああ」とか「別に」って返されて話が一瞬で終わらされる！
沢尻○りかなの？言葉のキャッチボールはしてくれないの！？
「…なぁ。」
『ん"っ！？…な、なに？』
暇だから脳内でベラベラ喋っていると、少し不機嫌そうな顔をしたシャオロンが不意に話しかけてきた。
「お前、アイツらに何かしたん？」
『アイツら…？あぁシャオ友の事？』
「(なんやシャオ友って…。)…おん、明らかに今までの先公より懐いてんねん、何か吹き込んだんちゃうやろな？」
ギロッと横から疑いの目を向けられる。
うーーーん、何か…ねぇ
逆に私が君の友達に吹き込まれたようなもんなんだよ。
正直にシャオロンの友達になってって言われたとか言えないし…
ていうか何で私が悪い事したみたいに疑われなきゃいけないの？
中々答えない私に痺れを切らしたのかため息が聞こえた。
何だこいつ、もう耐えきれない。
『…自分の友達の行動を疑うなんて、そんな薄っぺらい友情だったんだね。』
「ッはぁ！？てめぇに俺らの何が分かるっちゅーねん！」
またしても掴まれた胸倉、抵抗せず掴んできた腕を握って睨み返す。
『分からないね！友達の行動や言動を理解しようとしない奴の考えなんて！』
『信頼できるからこそ友達って呼ぶんじゃないのか！？』
そう叫んだ私に驚いたのか、それとも痛い所を突かれたのか、彼は掴んでいた腕をゆっくり下ろして俯いてしまった。
やば、言い過ぎた？
…だとしてもコイツの発言は頂けなかった。
あんなに良い子達を疑うなんて、そんな事はしてほしくなかったんだ。
ずっと俯いたままだったシャオロンを見てると、何か水のようなものが垂れてきてるのが見える。
、、、え
ま、まって？
『ちょ、もしかして泣いてる！？』
慌てて無理やり上げさせた顔は、歯を食いしばって泣くのを必死に耐えようとしている表情で。
おいおいおい、イケメンが台無しだよ。
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狸(プロフ) - フラスコさん» 鼻血拭いてくれた…ママっ！！！(((は？)最近寒くなって来てるので体調にはお気をつけながら更新頑張って下さいね！無理して風邪ひいたりしたら大変なので！走り抜けるのを応援します！ (2020年12月10日 21時) (
レス) id: 73e2984c97 (このIDを非表示/違反報告)
フラスコ(プロフ) - 狸さん» ありがとうございます鼻血吹きます（フキフキ）手を止めきらないように走り抜けます！コメント感謝です！！ (2020年12月10日 20時) (レス) id: 3b8f60e517 (このIDを非表示/違反報告)
狸(プロフ) - いやもう最高です(鼻血)不快なんてとんでもない！逆にふんふんしてます(キモ)これからも頑張ってください！応援してます！ (2020年12月6日 21時) (レス) id: 73e2984c97 (このIDを非表示/違反報告)
おーいお茶ゃゃん - 私も大好きだぁー。これからも頑張ってください！応援しています！ (2020年12月3日 21時) (レス) id: 8cbf6f4060 (このIDを非表示/違反報告)
漣(プロフ) - 良いぞもっとやれ!青春楽しんでいけぇ!? (2020年12月3日 18時) (レス) id: 2c758a340b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フラスコ | 作成日時：2020年10月31日 12時
