(略) 三度目の正直 ページ44
レーゼ「そんな…バカな…」
その声に振り向くと、レーゼ達ジェミニストームは信じられないと言った表情で絶望していた。
レーゼ「我々が、ただの人間如きに…!!」
驚愕して、独り言のように呟くレーゼに、雷門さんが近づいて行く。
雷門「地球にはこんな言葉もあるわ。
…三度目の正直。」
レーゼ「ｸｯ…!!」
笑みを浮かべて見下したようにレーゼを見る雷門さん。
それに対し、レーゼは悔しさに顔を歪める。
え、すっごいスカッとするじゃん←
スカッとジャ○ンに投稿しよう←
……でも…
東雲「(ﾎﾞｿｯ リュウジ…」
僕は、未だに絶望しているレーゼを見つめる。
レーゼ「…」
東雲「…サッカーで人を潰したって、何も生まれないんだよ」
レーゼ「!!!A…」
僕は、それだけ言うと、踵を返してみんなの元へ行く。
リュウジの呟きは聞こえたが、振り返らなかった。
＿＿＿きっと、泣き出してしまうから。
.
.
鬼道「!!!」
最後のリュウジの呟きを聞いてた人がいるなんて……
僕は気付かなかったんだ。
円堂「監督!!俺たち勝ちました!!ありがとうございます!!!」
円堂が頭を下げている。
そんな円堂を一度見た後、監督は僕に目を向けた。
東雲「(ﾆｺｯ」
瞳子「!!…(ﾌｯ」
監督は微笑んで、「おめでとう」と一言だけ言う。
姉さんにしては、人を褒めるなんて珍しいかな。
って失礼だな(笑)
鬼道「東雲、後で話がある」
東雲「？…分かった」
鬼道の表情は険しい。
何やら深刻な話の様だ。
レーゼ「お前達は知らないんだ…」
喜びに浮かれまくっている雷門イレブンに、レーゼの冷たい呟きが聞こえる。
全「？」
レーゼ「エイリア学園の本当の恐ろしさを…!!」
東雲「!!」
瞳子「…？」
まさか…
まさか……!!!!
姉さんはまだ気づいていない。
もしこの予感が本当だったら…
エイリアとの戦いは、今後長く長く続く事になる
レーゼ「我々は、セカンドランクに過ぎない…
我々の力など、イプシロンに比べれば…ｯ!!」
イプシロン……
その瞬間に、黒い霧が立ち始める。
…嫌な予感がする。
「無様だぞ、レーゼ!!」
東雲「!!!!!(ﾊｯ」
ああ、当たってしまった。
聞こえてくるこの声の主。
小さい頃から聞いていた声＿＿＿
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杳覇(プロフ) - かんきさん» ありがとうございます！ (9月1日 0時) (
レス) id: 1cd5a8a31d (このIDを非表示/違反報告)
かんき - 白りゅうコメΓおもしろい (8月31日 23時) (レス) @page6 id: 1055dbe400 (このIDを非表示/違反報告)
杳覇(プロフ) - 阿修羅さん» はじめまして。コメントありがとうございます！ わ〜〜そうなんですか！？ 恐縮です、ありがとうございます…！ ご愛読頂けて本当に嬉しいです、これからも精進していきます🙇♀️ (2022年5月7日 20時) (レス) id: 1cd5a8a31d (このIDを非表示/違反報告)
阿修羅 - はじめまして！この小説とっても好きです。何回も読んでます。この小説作ってくれてありがとうございます(*'▽') (2022年5月7日 18時) (レス) @page9 id: fe9d7705f3 (このIDを非表示/違反報告)
杳覇(プロフ) - あかりさん» コメントありがとうございます。三話にて記述しております。 (2021年7月11日 18時) (レス) id: 1cd5a8a31d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラノ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Detectivec2/
作成日時：2017年9月8日 18時
