祝！30話 答えを知りたきゃ ページ37
財前「ちくしょー!!あのシュート、止められなかったｯ!!!」
壁山「悔しいっス!!!」
両腕を空に向かって突き上げ、全身で悔しさを表現する財前さんに、壁山が賛同する。
そんな二人を元気付ける様に円堂が笑顔を見せた。
円堂「でも、あの二重のディフェンスと、マジン・ザ・ハンドなら、防げるはずだ！三重なら、鬼に金棒だろ！」
東雲「(ﾌｯ…」
やはり、円堂は凄い。
一言で空気を変えるんだから。
瞳子「吹雪君、シュートは解禁よ。東雲さんも、後半はFWに上がって。」
吹・東「え？／はい。」
姉さんの言葉に少し驚いた反応を見せる吹雪と、素直に返事する僕。
瞳子「点を取りに行くわ」
栗松「でも、DFはどうするでやんす？」
姉さんの言葉に、栗松は不安そうな声を漏らす。
すると、考えるように俯いていた鬼道が顔を上げた。
鬼道「心配するな。みんな奴らの動きに対応できている」
鬼道は、隣にいた円堂に微笑みかける。
円堂は、鬼道が伝えたいことがわかった様に頷き、姉さんを見た。
円堂「俺も、もう大丈夫です！」
瞳子「わかったようね」
鬼道「ええ」
春奈「どういうこと？」
東雲「僕たちはスピードになれる特訓をしてたけど、実際にあいつらのスピードになれるには時間がかかるだろ？」
鬼道「だから、守備を増やしたんだ」
まだ理解していなかったみんなに僕や鬼道が説明する。
僕達の説明に、風丸達の表情が明るくなった。
わかったみたいだね。
風丸「成る程!!失点のリスクを減らして」
土門「奴らのスピードを把握するためか!!」
その言葉に、まだピンと来てなかった一年組や目金達がﾊｯとする。
目金「それじゃあ、吹雪君や東雲さんをDFに専念させたのは…」
栗松「中盤が突破されたら、あのスピードでないと防げないからでやんすね!!」
…理解が遅いなぁ……
ってこれが普通なのか
春奈「最初から言ってくれればいいのに…」
東雲「だって、自分たちで見つけた方が、ずっと力になるだろ？」
まだ不満げな春奈に、僕がフォローを入れた。
円堂「そうさ!!答えを知りたきゃ、汗をかけばいいんだ!」
僕の台詞に円堂が賛同する。
姉さんは、円堂を見てふっと微笑んでいた。
円堂「吹雪、どんどんゴールを狙っていけ！」
もちろん吹雪は、
吹雪「うん！やってみるよ」
頷いていた。
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杳覇(プロフ) - かんきさん» ありがとうございます！ (9月1日 0時) (
レス) id: 1cd5a8a31d (このIDを非表示/違反報告)
かんき - 白りゅうコメΓおもしろい (8月31日 23時) (レス) @page6 id: 1055dbe400 (このIDを非表示/違反報告)
杳覇(プロフ) - 阿修羅さん» はじめまして。コメントありがとうございます！ わ〜〜そうなんですか！？ 恐縮です、ありがとうございます…！ ご愛読頂けて本当に嬉しいです、これからも精進していきます🙇♀️ (2022年5月7日 20時) (レス) id: 1cd5a8a31d (このIDを非表示/違反報告)
阿修羅 - はじめまして！この小説とっても好きです。何回も読んでます。この小説作ってくれてありがとうございます(*'▽') (2022年5月7日 18時) (レス) @page9 id: fe9d7705f3 (このIDを非表示/違反報告)
杳覇(プロフ) - あかりさん» コメントありがとうございます。三話にて記述しております。 (2021年7月11日 18時) (レス) id: 1cd5a8a31d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラノ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Detectivec2/
作成日時：2017年9月8日 18時
