25話 勝負 ページ31
姉さんは、また顔を綻ばせ、直ぐに引き戻す。
瞳子「私たちの関係は秘密にしましょう、"東雲さん"」
東雲「勿論ですよ、"監督"」
そうやって演技に戻る。
お互い真顔の会話。
監督がﾌｯと笑って歩き出し、その足を止め、振り返る。
瞳子「貴方も一緒に来ない？」
僕は暫く考える。
みんなの事、調べようと思ってたけど、まぁいいか←
夜調べれば良いって話だし。
東雲「行きます。」
監督の元へ駆け寄り、みんなが居るゲレンデへ向かった。
東雲「!!!…すっげー……」
目を見張った。
昨日まで全然出来てなかった筈の円堂も、もうみんなと同レベルにまでできる様になって居る。
鬼道達に至っては、更に上手くなり、スピードも上がっていた。
スピードに慣れてきて、周りが見える様になった…この短期間で
ほんと、すっげーよ(笑)
春奈「…あ、Aさん!!もう大丈夫ですか？」
東雲「うん。心配してくれてありがとな、春奈!」
春奈が僕に気づき、駆け寄ってきてくれる。
うわぁ可愛い←
木野「みんな、上達したわね!」
東雲「ホントだよ。僕も正直ここまで上手くなるとは思ってなかった」
木野「!!(ｸｽｯ」
木野さんも話しかけてくれる。
ってか、雷門のマネ可愛すぎな←
何で？？←
それから数日間練習を続ける頃には、みんなは大分上達していた。
グラウンド上でのプレーでも、風丸はスピードをモノにできて居る。
そんなある日…
染岡「吹雪!!」
スノボーをしていた染岡が、端でｸﾙｯと回って吹雪の元に着地する。
お、そろそろか…(ﾆﾔｯ
染岡「俺と勝負しようぜ」
吹雪「勝負？」
染岡「ああ。俺の特訓の成果を、お前相手に試そうと思ってな。」
染岡の申し出に、吹雪は微笑む。
吹雪「つまり、どっちが雷門のエースストライカーか、決めようって事かな？」
染岡「そう思ってくれて良いぜ。」
さあ、どうなる？(ﾆｯ
ーグラウンドー
って事で勝負することになった吹雪と染岡。
ルールは簡単。
センターからボールを蹴りあって、先にゴールを決めた方の勝ち。
円堂「用意…」
二人の瞳は真剣。
お互いが本気だ。
良いね、そういうの、ｿﾞｸｿﾞｸするよ…(ﾆｯ
円堂「始めｯ!!」
始まった二人の試合。
最初にボールに辿り着いたのは少しの差で吹雪。
だが、染岡もしっかり食いついてる。
この試合、どうなるか分からない…
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杳覇(プロフ) - かんきさん» ありがとうございます！ (9月1日 0時) (
レス) id: 1cd5a8a31d (このIDを非表示/違反報告)
かんき - 白りゅうコメΓおもしろい (8月31日 23時) (レス) @page6 id: 1055dbe400 (このIDを非表示/違反報告)
杳覇(プロフ) - 阿修羅さん» はじめまして。コメントありがとうございます！ わ〜〜そうなんですか！？ 恐縮です、ありがとうございます…！ ご愛読頂けて本当に嬉しいです、これからも精進していきます🙇♀️ (2022年5月7日 20時) (レス) id: 1cd5a8a31d (このIDを非表示/違反報告)
阿修羅 - はじめまして！この小説とっても好きです。何回も読んでます。この小説作ってくれてありがとうございます(*'▽') (2022年5月7日 18時) (レス) @page9 id: fe9d7705f3 (このIDを非表示/違反報告)
杳覇(プロフ) - あかりさん» コメントありがとうございます。三話にて記述しております。 (2021年7月11日 18時) (レス) id: 1cd5a8a31d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラノ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Detectivec2/
作成日時：2017年9月8日 18時
