心優しいヤンキー君。 ‐YG‐

優しさ、４つ。 ページ4

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ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ


先生「 はい、授業は終わりー。しっかり復習してくるように 」



一限を終えて、休み時間。

今日もいつも通り、親友のサナの机に＿＿


「 おい 」

『 ひゃい！！？ 』


「 ぶっ 笑
ひゃい って 笑 」



驚きのあまり出た変な声に体を折り曲げて笑うユンギ君。



『 そんなに笑わなくても… 泣 』


「 だって、 …ぶふっ 笑 」



ユンギ君のパボ。



…ごめんなさい←






って、そんなことより


『 ユンギ君、どうしたの…？ 』


「 あ、…えっと、 」


急に口ごもり出したユンギ君。





「 これ、ありがと 」


絆創膏を見せて言うユンギ君の顔は、真っ赤で…



『 う、うん… 』


こっちまで照れる…。






「 じゃ、それだけだから 」


向こうを向いたユンギ君を


『 ちょっと待って！ 』



「 、なに 」





引き留めた。







『 絆創膏の方の手、出して…？ 』


「 ？、ん。 」


戸惑いつつも手を出してくれたユンギ君。



筆箱からマジックを取り出して、絆創膏に書き込む。





「 何を書いて… 」



『 よしっ！できた 』








ユンギ君の方を向いて微笑む。




『 早く治るおまじない！ 笑 』








固まっているユンギ君に、恥ずかしくなって


『 で、では… 』


逃げた←









わざわざお礼言ってくれるなんて、



女の子みたい…






…ごめんなさい←

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