叶恋 (ページ11)

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あれから数日経って

テストも終わり夏休み直前でみんなワクワクしている

ユリ｢どっか遊び行くー？｣

｢いきたい！！｣

優｢いいね、旅行とかも楽しそうだね｣

女子3人で計画もして、優太含めあいつらとも約束もして

残すは、、、

謙｢なーなー、今年は花火大会どうする？A誰と行く？｣

そう、年に一度の花火大会だ

家の近くで行われるこの花火大会は伝統があって

好きな人と一緒にサクラの花火を見ると幸せになれる

というもので、私は顕嵐を誘いたいけど、、

顕嵐は今たくさんの女子に囲まれて花火大会に誘われている

ハアとため息をついてから

謙ちゃんの話に戻ると

｢んー、今のとこ行く人いないからなあ｣

岸｢A好きな人とかいねえの？｣

突然の優太からの爆弾投下に謙ちゃんも驚いたようだ

｢え？いないよー、いたらもう誘ってるって、｣

謙｢だよなー、お前彼氏いたことねえもんなー｣

｢うるさいな、｣

岸｢、、じゃあ、俺と行かね？｣

｢ん？あーいいよ。行こっか｣

謙｢いやまてまてまてまて、俺忘れてね？｣

｢もちろん、謙ちゃんも一緒に行くでしょ｣

謙｢あぶねーー、ハブにされたかと思ったー｣

顕｢あちぃーー、、何の話？｣

岸｢お、やっと戻ってきたね、モテ男さん｣

謙｢お前なんでそんなモテてんだよー｣

顕｢知らねえよ、(笑)｣

｢花火大会誰と行く？って話してたの。顕嵐は誰かと行くの？｣

さり気なく聞いてみた

顕｢あー俺今年は一緒に行く人いるからパス｣

え？今、なんて、、

爽やかな風が私の胸をざわつかせると共に

ふと今までは封印していたものが出てきそうな感じがして

｢そうなんだ、あ、ちょっとトイレ行ってくる｣

やっぱり弱虫な私は

その場から逃げ出した