あくまで幼馴染みの弟で...... (ページ16)

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｢？！……はぁ？！(高音)(本日2回目)｣

福｢え、めっちゃ誠也くんみたいな声出るやん(笑)｣

『俺やって今さっき知ったんやって！ごめんて！』

そうやった……
さやかが大晴くん推しなの完全に忘れてた…
部屋のドア開けた瞬間思い出したけどもう時すでに遅し… 咄嗟に謝ったけどほぼ言い訳やなコレ

大晴くん見た瞬間時止まったけど
第一声｢はぁ？！(高音)｣って
推しに遭遇した時ってなんかこう…静かに噛み締めるとかやないん？？

…いや最初の一瞬は噛み締めてたな
俺への怒りの追い上げが凄かっただけか

(小声) ｢…いやいやいやいやいやいやいや聞いとらん｣

(小声)｢長尾くん居るの聞いたんさっきやし、そもそも福本くん居るの聞いとらんし｣

あ、今度はものすごい勢いで混乱しとる…
めっちゃ小声でぶつぶつ言っとる

福｢…大丈夫？？｣

｢ひぃ！？あ、だ大丈夫です。ごめんなさい… 取り乱して…｣

意外と近くにおった大晴くんから少しずつ距離を取って行ってるのオモロい､､､

長｢さやかちゃんやろ？？
初めまして！俺、長尾！謙社って呼んでや！｣

福｢福本大晴です。俺のことは… まあ好きに呼んでや！(笑)｣

｢あ、前田さやかです…
駿！やっぱり今日は私居ない方がいいやろ？帰るわ｣

長｢え！なんでなん？？勉強教えてくれへんの？？｣

｢いや、あの私、福本くんのファンだから…
ファンがこんなところに居たらダメやろうし…
とにかく！私は｣

長｢アカン！さやかちゃんおらんくなったら俺、誰から勉強教わればええん？そもそもみっちーの幼馴染なんやからファンとか関係ないやろ？｣

｢いや福本くんの方が頭良いし、幼馴染だろうとファンやし｣

長｢だって絶対みっちーに大晴くん付きっきりになるやろうから俺、教わりたい時に教われんもん！もうええねん！ファンとかファンじゃないとか！大晴くんはみっちー専属にしてもらうから！な？？お願い！｣

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