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霊:3話【処罰すべき】 ページ17

〜〜鬼殺隊本部〜〜

煉獄「殺してやろう!」

宇髄「そうだな。派手にな。」

煉獄と宇髄が頷き合った。

紅葉「(玄弥!!玄弥はどこ!)」

広い庭のどこにも玄弥の姿はない。

彼が入っている木箱も見当たらない。

紅葉「(伊之助は・・・善逸は・・・美琴は・・・雪音はどうなったのだろう。一緒に戦っていた村田さんは・・・)」

伊黒「そんな事より冨岡はどうするのかね?」

少し離れた場所から別の男の声がしてそれを見上げたら大きな松の木の枝に白黒の縞模様の羽織を着てて首に白い蛇が巻きついている蛇柱・伊黒小芭内が寝そべっている。

伊黒「拘束もしていないさまに俺は頭痛がしてくるんだが。胡蝶めの話によると隊立違反は冨岡義勇も同じだろう。どう処分する。どんな目にあわせてやろうか。」

しのぶ「まぁいいじゃないですか。大人しくついてきてくれましたし。処罰は後で考えましょう。それよりも私はお嬢さんの方から話を聞きたいですよ。」

胡蝶しのぶはネチネチ絡む伊黒を嗜めてからゆっくりと紅葉の前に進み出た。

紅葉「(私のせいで冨岡さんまで・・・・・・)」

紅葉はなんとか身を起こして声を出そうとした途端、激しく咳き込んだ。

しのぶ「水を飲んだ方がいいですね。」

しのぶは優しく言うと小さな瓢箪を取り出して紅葉の前に差し出した。

しのぶ「顎を痛めていますからゆっくり飲んで。鎮痛薬が入っているので楽になります。ケガが治ったわけではないので無理はいけませんよ。」

喉がカラカラだったことに気づいた紅葉は素直に瓢箪に口をつけて飲んだら微かな甘味のある水が体の中に染み入っててしのぶの言った通り急に楽になった。

紅葉「・・・・・・私の幼馴染は鬼になりました。」

しのぶに差し出した瓢箪の中に入ってる鎮痛薬入りの水を飲んだ炭治郎はなんとか声を絞り出した。

紅葉「だけど人を喰ったことはないんです。今までも。これからも。人を傷つけることは絶対にしません。」

伊黒「くだらない妄言を吐き散らすな。そもそも身内なら庇って当たり前。言う事すべて信用できない。俺は信用しない。」

伊黒は冷たい言葉で切り捨てたり悲鳴嶼も泣きながら数珠を繰る。


つづく

紅:4話【少しは落ち着け】→←紅:2話【伊東鴨太郎と斉藤終】



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みこち(プロフ) - 黒魔霊歌さん» 有難う御座います。感謝感激です (8月19日 23時) (レス) id: e0b3c2b120 (このIDを非表示/違反報告)
みこち(プロフ) - 黒魔霊歌さん» 勿論。後余談ですが…昨日お伝え為ましたpixivの…気に入られた奴があったらお聞かせ頂けたら幸いです。不躾ながら。 (8月19日 23時) (レス) id: e0b3c2b120 (このIDを非表示/違反報告)
みこち(プロフ) - 読ませて頂いてます。面白いですね!愕いたのはBLEACHの山本総隊長が出てる事です。びっくり、 (8月19日 22時) (レス) @page22 id: e0b3c2b120 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サンダーブリュッセル紅葉&黒魔霊歌 x他1人 | 作者ホームページ:紅葉のホームページはねぇよby浪川 そうだなby剣城  
作成日時:2020年10月8日 19時

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