魔界の学校を通う事したマリー (ページ5)

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夜瑠:悪魔の学校ページ5

引き続きマリーside

サリバンが指を鳴らすと四人の服装が一瞬にして変わった。

「じゃじゃーん！これは君達の制服だよ！やっぱり教育は大事だよね～。だから君たちを悪魔の学校に通わせてあげる！」

学校…かぁ。行ったことないなぁ。友達、出来るかな？ふふっちょっと楽しみかも…

そう思ってお兄ちゃんたちの方を見ると、二人とも少し頬が緩んでいた。

「人間の血が流れてるってばれなきゃ食べられないから大丈夫っ！この香水をつければ問題なしっと！じゃ、明日は入学式だから今日はもう早く寝たほうがいいよ～。んじゃ、おやすみ～！」

「あっちょっ、サリバんんっおじいちゃん。僕っ…」

入間君だっけ？彼が真っ青な顔でサリバンさんを呼び止めた。

どうしたんだろう？具合でも悪いのかな

「アァッ！おじいちゃんっ…なんていい響きだろう！！みんなも是非ともそう呼んでね！」

圧が凄いよぉ…

「「げ」」

お兄ちゃん達が少し顔を歪めた。

「で、入間君、どうしたの？」

サリバンはキラッキラの目で入間を見つめる

「い、いえなんでもないデス。」

そうして怒涛の1日は終わりを告げる

マリーside終

＿翌日＿入間side

「さあさあみんな！そこに並んで！写真を撮るよ！」

おじいちゃんはそう言って僕たちを看板の前に並ばせた。…これなんて書いてあるんだろう？みんなは解るのかな？そう思って横を見たけど三人ともわからないみたいだ。

「これ、なんて書いてあるんだ？」

「！そうだったね。バーン君、気づかせてくれてありがとう」

おじいちゃんが手をかざすと先ほどまで読めなかった文字が読めるようになった。

''入学式''そこにはこう書いてあった。

以外とちゃんとした学校っぽいんだな…

写真を撮り終えると学校の方を指しておじいちゃんは言った。

学校でかっ

「んじゃ、新入生はあっちね！それと君達のためにこの言葉を送っとくねー」

手渡された紙には意味不明な言葉が羅列してあった。

「なになに？'あべるはぅけたるとぅだりいうさべべりすとぅるあぶるぜすとぅまぬあべるげうるまほらばつれざさ'…ねえねえこれ、なんだろかわかる？」

キィン

一瞬読んだ入間の体が発行したことには誰も気がつかなかった

「「「…」」」

僕が聞いても三人は黙ったまま…泣きそう。

「よ、よく噛まずに読めたね！」

茉莉さんが褒めてくれた！

「あれじゃね？早口言葉とか！」

バーンがそう答える

「成程。」

とりあえず試してみる。

変化は無い。

「じゃあ、ラップ…とか？」