咎人サンド2 ページ19
「がっくんおまたせ。とやくんお手伝いありがとうね」
ソファでお行儀よくおすわりしてたがっくんが待ってましたと言わんばかりにとやくんからトレーを受け取りテーブルに並べてくれる。
「どれがいい？いっぱいあるよ〜」
改めて箱を広げてみせれば2人ともきらきらと目が輝く。
「えと…じゃあ僕、これでもいいですか？」
「オレはどうしようかな〜…あ、これ、これにするっす！」
「んふふ、じゃあ俺はこれにしよ〜っと」
それぞれお皿に取り分ければそわそわと伺うように向けれられる視線。
ほんと2人とも素直でわかりやすいな、なんて我慢できず笑いが溢れる。
「どうぞ召し上がれ」
なーんて。和やかな空気だったんだけどな？
「がっくんだけずるいぃ…僕にも！僕にもアーンしてください！」
「なぁんで！とやさんさっきクリーム拭いてもらってたでしょ！オレの番っすよぉ！」
「ね、これもおいしいですよAくんっ♡ お口あけてください…♡♡」
「ずるい〜！こっちも！Aくん、ほら、あ〜…♡♡」
どこで何のスイッチが入ったのか。
片方に構えばもう片方がうるうると捨てられた仔犬のような目で見つめてくるからたまらない。
「俺は1人しかいないから順番。喧嘩するならきょうはもうばいばいする？」
「「やだ！」」
「じゃあなかよくできる？2人が喧嘩してると俺、悲しいよ」
ひしっ！と両側から腕に抱きつかれて苦笑にも似た溜息がもれる。
「Aくん怒んないでぇ…ちゃんと仲良くするからぁ……」
「ごめんなさい…嬉しくて舞い上がってました…Aくん、僕たちのこと嫌いになった…？」
「もう。そんなわけないじゃん。ぎゅ〜してあげるから悲しい顔しないの」
おいで、と腕を広げれば同時に飛び込んでくる2人。
勢いの良さに呻きそうになるのを堪えて2人まとめて抱きしめた。
「とやくん、がっくん、大好きだよ…もう仲良くできるよね…？♡」
「ん…♡♡」
「僕たちもだいすき…♡」
なんとか一件落着？
この2人が揃うとちょっと体がもたないかもなあ。
猫ならごろごろと喉を鳴らしているだろう。うっとりと俺にくっつく2人をもう一度抱きしめた。
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出る人偏っちゃってすみません🥲
書きたいところわーっと書いてるので見逃してください〜
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星見(プロフ) - おもちさん» おもちさん、コメントありがとうございます！是非参考にさせていただきますね☺️ 楽しく読んでいただけて嬉しいです。これからも是非読んでやってください〜◎ (2022年12月9日 13時) (
レス) id: 54c6a8dd99 (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます！kidさんを出していただけたらなぁ、と思っております！！無理にとは言わないのでぜひ参考までに…🙇💦 (2022年12月8日 23時) (レス) @page13 id: 415e214a34 (このIDを非表示/違反報告)
星見(プロフ) - 苺さん» コメントありがとうございます！参考にさせていただきますね◎ 申し訳ないのですがグループ名が伏せ字でない為後ほどコメントを削除させていただきます。 是非これからも読んでくださると嬉しいです〜。 (2022年12月8日 23時) (レス) id: 54c6a8dd99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星見 | 作成日時：2022年12月3日 12時
