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『僕、聞いちゃったんです。
僕、先輩と関われないの嫌です。
先輩が僕を避けようってしても、僕はずっと追いかけるつもりでしたよ?』
りさ「じゃあなんでよ。
なんでこんな陰キャのAと一緒にいるの」
震えた声で遥輝くんに聞くりさ。
『なんでだと思いますか?』
りさ「知らないよ!知るわけないじゃん!」
『知りたいですか?』
りさ「知りたいから聞いてるの。全校の女子の疑問だよ?なんでこんなやつと遥輝くんが一緒にって。」
2人のキャッチボールに毎度顔の角度を向けて会話を聞く私。
『僕、好きなんですよ。先輩のこと。そうやってすぐ友達を裏切るような人と違って、優しくて、たまに面白いAさんのことが。』
へー。………ん?
「………はい?」
りさ「あんたの目、おかしいよ!眼科行ってきな!」
『おかしいかもしれません。僕にはりささんがなぜ学校で一番モテる理由がさっぱり見えませんもん。』
容赦ない遥輝くんの言葉。
りさ「さいってい!」
『最低なのはどっちだよ…
僕はA先輩と一緒にいれるなら他のものなんてなんもいりません。』
顔を真っ赤にしたりさは泣きながら走っていった。
そんなりさを平然とした顔で手を振りながら見送る遥輝くん。
この男、結構やばい…
「あの…ほんとに大丈夫なの?あんなに顔真っ赤にしてたけど…」
『好きです、先輩。』
問の答えになってない!
「でもほんとに周りから見たら根暗な私だから一緒にいたら恥かくんじゃな『僕は先輩が好きなんです。』」
答えなんて。
ひとつしか。
「私も…」
『先輩、気づいてました?』
「何を?」
いきなり近寄ってきて、私のメガネに手をかけると、
『先輩、メガネしてない方も、かわいいですよ?』
「…遥輝くんのバカ」
『A』
「…?」
『A〜』
「………」
『さっきの悪魔みたいなりささんより顔赤いですよ?』
小悪魔だ!
『…先輩?』
「ありがと。大好き。」
私が遥輝くんに抱きつくと、遥輝くんは照れ笑いをして言った。
『先輩、今日の髪の毛、真っ直ぐですね。』
遥輝くんは私の肩の高さまで伸びる真っ直ぐな髪の毛をなでた。
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ロマンチック…
なんか、某テレビ局のあの番組みたいになっちゃったけど、西川選手っぽいなぁって笑
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読んでいただきありがとうございました!
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オむライス(プロフ) - はるちゅんさん» イメージ通りで良かったです! (2019年9月1日 0時) (レス) id: e648f2af03 (このIDを非表示/違反報告)
はるちゅん(プロフ) - ありがとうございます!そうそう、こんな感じ…です!!最強にイメージ通りです!←日本語おかしい 本当にありがとうございましたっ! (2019年8月31日 23時) (レス) id: 3445983938 (このIDを非表示/違反報告)
オむライス(プロフ) - はるちゅんさん» 了解です!亡くなる系こうせくんので書いたので、すこし話挟んで載せます!リクエストありがとうございます! (2019年8月16日 9時) (レス) id: e648f2af03 (このIDを非表示/違反報告)
はるちゅん(プロフ) - って感じ?かな?でもよくわからなくなりました!どんなシチュエーションかはおまかせします。 (2019年8月16日 9時) (レス) id: 3445983938 (このIDを非表示/違反報告)
はるちゅん(プロフ) - オむライスさん» バットだけどちょいハッピーですかね…例えばきよみーはこっちが好きだったけどこっちは事故死とかで死んじゃうけど、最後に手紙で想いが伝わる… (2019年8月16日 9時) (レス) id: 3445983938 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:オむライス | 作成日時:2019年8月6日 16時