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【備考】
幼い頃の初色は今とは比べ物にならないほど傲慢で我儘だった。心優しい両親は叱るとすぐに泣く初色のことが可哀想でこのままじゃダメだと思いながらも甘やかしていた。それに調子に乗った初色は病弱な母に無理をさせ、結果母は持病を拗らせ死んでしまった。父親は家に火がつけいしまいその火事で死亡。二人は齢10歳で両親を亡くしてしまうこととなった。そして祖父母の元に預けられることになった二人だが、祖父は二人…特に初色に厳しく接した。それは初色のことが嫌いだからではなく、むしろ大切だからこそ厳しく接し、初色の自己中心的な部分をなくそうとしたのである。6年の生活で初色はだいぶ大人になり、祖父には感謝をしてもしきれないという。しかし幼い頃の自分で引き起こしてしまった悲劇は彼の中でトラウマとして残っている。これが初色の感情表現が乏しい理由。
元々シスターコンプレックス気味だった初色だが、とある出来事が終音に起こったことがきっかけでもっと兄バカとなる。また、終音が女装していることには賛成で『男の姿をした終音も、女の姿をした終音もどっちも大切な弟だよ』ということらしい。しかしたまに悪い虫が寄ってきたりするのでそこがちょっと心配なんだとか。
好き:妹・祖父母・うどん・和食
嫌い:鬼神様・過去の自分
得意:勉強・観察
苦手:感情を出すこと
【イメソン】
ハロ/ハワユ
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作者名:ほぴろー | 作成日時:2021年7月23日 21時