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episode 15 ページ15

テヒョンくんと連絡を取り始めて1ヶ月が経った。


出会った頃に比べたら、私も少し慣れてきて(まだ夢見心地ではあるけど)冗談を交えて話す事が出来るくらいには親しくなった。



そんなある日、突然テヒョンくんが「電話したい」なんて言うもんだから、またドキドキしちゃって。



だって文字でやり取りするのと声でやり取りするのって全然違うでしょ?




「もしもし〜Aちゃん」



「も、もしもしテヒョンさん」



「ねぇ、そろそろさぁ…オッパって呼んでよ」



「え、無理です!恐れ多くて」



「も〜なんでよぉ笑笑 さん付けってなんか遠くて寂しいんだもーん、オッパって呼ばれたい」




「て、てひょん…オッ…パ」



「あ!待ってもう1回」



「ええっ」



「聞く準備出来てなかったからもーいっかい!」



「テヒョンオッパ」



「いいね、めっちゃいい!今度からそうやって呼んでね」



「わかりました…」




「うん、ところでさぁ、Aちゃん来週の水曜日って空いてたりする?」



「あ、ちょっと待って下さい手帳…
その日は特に予定何も無いので空いてます!」



「お、良かった〜」



「何かあるんですか?」




「いや、ジミナがさぁ、Aちゃんに会いたいってうるさくて」




「待ってくださいテヒョンく、いやテヒョンオッパにやっと少し慣れてきた私にそれはいくらなんでもハードルが高すぎます…!」





「えぇ〜そこをなんとか!」




「そもそもジミンさんは何で私なんかに会いたがって下さってるんですか…」



「え、それは言えない」



「え?何でですか?」



「言えない言えない!絶対言えない!」




「何ですか!?そこまで言われるともっと気になるんですけど!」




「とにかく!来週の水曜日はジミナと俺と3人でご飯ね!」




そう言って逃げるように電話を切ったテヒョンくん改めテヒョンオッパ。




何なんだ……もう、私ほんとに心臓もたないよ?

だってクオズとご飯とか…

妄想は朝飯前だったけど!

そんな妄想何度したか分からないくらいだけど!

それがまさか現実になるなんて。





テヒョンオッパが言いたがらなかった理由も気になるし、あのジミンちゃんが私に会いたい理由も気になるし、なんだか今日はゆっくり眠れそうにないなぁ。

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白うさぎ(プロフ) - 恐れ入ります!少し気になったのですが…、ジミンちゃんは「会いたい」と言ってたけど、実際会った事ありますよね!握手会(?)で。すいません、少し気になりました。 (2019年12月9日 16時) (レス) id: 58ac4d722d (このIDを非表示/違反報告)
れなんす  - テテにいいね押してもらうとかやばい!(笑) (2019年4月1日 21時) (レス) id: a62675aae7 (このIDを非表示/違反報告)
☆サクラ☆ - 更新頑張ってください!!!!!!! いつまでも待ってますので♪(・∀・ゝ (2019年3月24日 7時) (レス) id: dfb720f76f (このIDを非表示/違反報告)
サラン(プロフ) - ほぷあいさん» 返事が来るなんて!私もニヤケが(ノ´∀`*)更新応援してます! (2019年3月10日 1時) (レス) id: 0b6d5118e4 (このIDを非表示/違反報告)
ほぷあい(プロフ) - サランさん» にやけが収まらないのですが…T^T 嬉しすぎます本当にありがとうございます涙 (2019年3月9日 23時) (レス) id: b8b4f93fc4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ほぷあい | 作成日時:2019年2月18日 15時

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