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目黒が加入して数ヶ月。彼は「Team S」に少しずつ馴染んできた。
最初は遠慮や贖罪のつもりでか、メンバーと深く関わろうとせず、また人一倍仕事をしようとし、自己犠牲を惜しまなかった。
しかし向井を始めとするメンバーの努力により、目黒は宮舘と渡辺以外には心を開くようになってきた。しかし渡辺と宮舘とはまだぎこちない関係が続いていた。
他のメンバーとは＿＿例えば、冷蔵庫に入っていた佐久間のプリンを勝手に食べてブチ切れられるくらいには距離を詰めた。
今日はそんな二人がペアを組んでいた。
近接戦において敵無しのJokerと、銃撃戦において絶対的覇者であるLuna。戦力に不足は無い。
不足があるとすれば頭脳だが、背後で彼等の手綱を引くはQueen。心配には及ばない。
二階ではAceとSoleilが暴れ、車内には一応Ownerもいる。何も恐れる事は無い。
残りの二人はBarで仕事をしていた。人数が増えた事により、裏家業と並行してBarも営業できるようになったからだ。
sk「あっはは! Lunaと組むの超楽しい!!」
mg「……そんなに楽しい?」
sk「だってえ、Lunaが周りの奴ら殺ってくれるから俺は一人に集中できるじゃん?」
mg「そういう事……いいよ、全部片付けるから好きなだけ遊びなよ」
sk「やったぜ!!」
今日は小規模であるが絶対に失敗できない仕事＿＿某大臣の一家を皆殺しにする、という依頼だった。
依頼を遂行するための情報しか仕入れていないため、彼が裏で何をしでかしたのかは知らない。余計な詮索はしない方が身のためだ。
しかし一家丸ごと消されるような事をしたとは、どうせ自業自得か、余計な首を突っ込んだかの二択だろう。
後に国中を騒がす事件を起こしているとは思えない程彼等は＿＿約一名興奮しているが＿＿落ち着いていた。
ab《まだ終わってないからね二人とも。地下もあるんだよ》
mg「わかってます……けど俺には止められない」
ab《はぁ……Joker?》
sk「んー?」
ab《そいつはもういいから地下行って》
sk「はーい」
mg「……どうも」
ab《いーえ》
あくまで依頼は皆殺し。人がいる可能性がある所は全て調べなければいけない。
護衛だろうが使用人だろうが、全員殺す。それが仕事だ。
護衛の男を血祭りにあげていたJokerは漸くその手を止めると、Lunaと共に隠されていた階段から地下に降りた。
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怜(プロフ) - 如月ﾖｼﾉ。さん» ありがとうございます! そうですめめです! ゆっくりですがこれからもお付き合いよろしくお願いいたします! (2020年7月16日 21時) (
レス) id: 03141f9b41 (このIDを非表示/違反報告)
如月ﾖｼﾉ。(プロフ) - 移行おめでとうございます！次の加入組はめめですかね？今後の展開も楽しみにしています！ (2020年7月13日 0時) (レス) id: 3bc10946d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：怜
| 作成日時：2020年7月12日 15時
