４２話 ページ44
｢は？A、今日が誕生日なの？硝子、知ってた？｣
｢親友の私にも言わなかったんだよ、この芦屋Aって女は…｣
｢酷いですよ先輩！！教えてくれたらお祝いしたのに！！｣
｢他の人達の誕生日はあんなに全力でお祝いしていたのに…｣
『いや、普通にタイミングあわなかっただけだし』
悟、硝子、灰原ちゃん、七海ちゃんの順で
次々と責められる可哀想な私。
いいじゃんか、忘れてたんだよ伝えるの
むしろ教えてるもんだと思ってたわ。
去年の私は意識不明の重体で祝えてないし。
今、知れたんだからチャラでしょ、チャラ。
夏油にスイーツデートに誘って貰えたから、
普通に誕生日バレてるんだなーなんて
思ってたけどたまたまなのね。
｢んで、なんで傑はあんなに気落ちしてるの？｣
『ん？まあ、かくかくしかじか…』
今日一日の事をざっくりと伝えてみれば、
その場に居る灰原ちゃんを除いた３人が
顔を顰めた。
｢フルコンボじゃん…｣
｢傑が可哀想なレベル｣
｢鬼畜ですね、A先輩は｣
『私、誕生日なのにな〜。みんな辛口すぎるよ。』
ほら、今日限定でも良いから
もっと私に優しくして！ほら、もっと！！
｢夜蛾先生に言ってくる｣
『え、何、チクられるの？？』
チクられるほど
悪いことしたつもりはなかったんだけど、
実はヤバい？法に触れちゃうかな、これ。
倫理観の欠如で逮捕されちゃうのかな。
悟は私の言葉にくるりと振り返って答える。
｢ちげーよ、お祝いにどっか遊びに行こーぜってこと｣
悟はそういってニッと笑った。
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chiaki0708(プロフ) - わぁーーーーぁーーーすっっっっごく良きな作品でした！！！夏油さん推しの方是非！！読んで欲しい！！！！ (2022年1月17日 8時) (
レス) @page50 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
白揚羽(プロフ) - 古高 カスイさん» コメントありがとうございます！完走までお付き合いいただき、本当にありがとうございました…！すみません、気がつきませんでした。急遽修正いたします。ご報告ありがとうございました…！！ (2021年3月10日 20時) (レス) id: 400d2ea662 (このIDを非表示/違反報告)
古高 カスイ - 完結おめでとうございます!!お疲れ様です。あとがきの1行目が、めまして、になってます。新作も読ませていただきます。 (2021年3月10日 20時) (レス) id: 4f2d26b0e9 (このIDを非表示/違反報告)
白揚羽(プロフ) - 古高 カスイさん» コメントありがとうございます！コメントをいただけると執筆が捗ります☆そうですね、神様は優しくて優しくないって誰かが言ってたような…。展開は遅めですが、これからも更新頑張ります！ (2021年3月6日 7時) (レス) id: 400d2ea662 (このIDを非表示/違反報告)
古高 カスイ - バレンタインの神様って、優しいのか、意地悪なのか、わからないですね(笑) わーい!!やっと二人がキスした!!嬉しい！読んでて楽しいです！更新頑張ってください。 (2021年3月5日 23時) (レス) id: 4f2d26b0e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白揚羽 | 作成日時：2021年2月25日 15時
