26話 ページ28
夏油がそっと
何かを取り出して
机の上に広げる。
パステルカラーで色づけられた
1枚のリーフレットだ。
そこにはたくさんの
スイーツの写真が載っている。
可愛らしいポップな字体で
紹介文が書かれており、
見ているだけで美味しそうだ。
「可愛いカフェを見つけたんだけど、明後日一緒にどうだい?たしか、休みだって言ってただろ?」
『いく!!行きます!!』
「約束だよ」
夏油は自然な仕草で
私の小指と自分の小指を絡めた。
「指切りげんまん嘘ついたら…そうだな、呪霊退治しながらハリセンボンを10匹前後丸呑みとかどうだい?」
『指きった!!』
「良いのか、A、お前それで本当に良いのか。そんな約束内容で本当に後悔しないか?こんなやつとスイーツデートで本当に良いのか??」
約束を違えなければ良いんだよ。
いいじゃん、ユーモアがあって。
『ふふふ…』
「じゃあ、私はこれで」
やったね、スイーツデートだ。
ん?スイーツ…“デート”…??
『デートじゃん!?』
「おそっ。まあAだしなぁ…」
硝子から物凄く不名誉な評価を貰いつつ、
私はくるくると思考を巡らせる。
デート?デート??
『しょ、しょうこぉ…』
「はいはい、洋服とか選ぶのは手伝ってあげる」
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chiaki0708(プロフ) - わぁーーーーぁーーーすっっっっごく良きな作品でした!!!夏油さん推しの方是非!!読んで欲しい!!!! (2022年1月17日 8時) (レス) @page50 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
白揚羽(プロフ) - 古高 カスイさん» コメントありがとうございます!完走までお付き合いいただき、本当にありがとうございました…!すみません、気がつきませんでした。急遽修正いたします。ご報告ありがとうございました…!! (2021年3月10日 20時) (レス) id: 400d2ea662 (このIDを非表示/違反報告)
古高 カスイ - 完結おめでとうございます!!お疲れ様です。あとがきの1行目が、めまして、になってます。新作も読ませていただきます。 (2021年3月10日 20時) (レス) id: 4f2d26b0e9 (このIDを非表示/違反報告)
白揚羽(プロフ) - 古高 カスイさん» コメントありがとうございます!コメントをいただけると執筆が捗ります☆そうですね、神様は優しくて優しくないって誰かが言ってたような…。展開は遅めですが、これからも更新頑張ります! (2021年3月6日 7時) (レス) id: 400d2ea662 (このIDを非表示/違反報告)
古高 カスイ - バレンタインの神様って、優しいのか、意地悪なのか、わからないですね(笑) わーい!!やっと二人がキスした!!嬉しい!読んでて楽しいです!更新頑張ってください。 (2021年3月5日 23時) (レス) id: 4f2d26b0e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白揚羽 | 作成日時:2021年2月25日 15時