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Third 13 ページ44

私は硝子の発言に首を傾げた。

私のせいじゃない?
はしゃいで、呪力が足りなくて
倒れたのではないのか。


「今回の現場近くで、呪力消費量が高くなる呪具が使われた痕跡があった。」


呪力消費量が高くなる呪具。
私も訓練のために何度か使ったことがある。


「上層部は、アンタを敵に回す方針にしたんだろうね」



…ああ、そう言うことか。


そもそもフリーとして活動している身だし、
上層部に知り合いがいるわけでも
思い入れがあるわけでもない。

だから、『そっか』という
簡素な答えが口から漏れ出た。


「歌姫は抗議するらしいよ」


『歌姫さんが味方してくれるのは心強いね。』


「で、どうするつもりなの、アンタは」



上層部が私を狙ってきた。



今回は失敗に終わったが
今後私の生活に
彼らが干渉してこないとは言い切れない。
どうする、も、こうする、もないだろう。
やることは1つだ。


『もちろん、しっかりと落とし前をつけさせて貰うよ。今、舐められても嬉しくないし。歌姫さんが抗議できるレベルの証拠を押さえてるんでしょ?…なんとかなるよ』


うっそりと笑って答えた私を見て、
硝子は楽しげに笑った。


「流石、元ヤン。今も昔も変わらないね。…あ、それとも狩人の血でも騒いでるの?」


『似たような血が硝子にも流れてるんだよ?』


そんな軽口をたたき合う。

しばらくそんなことをした後、
よっこいしょ、と呟きつつ硝子は立ち上がった。

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設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟 , 家入硝子   
作品ジャンル:ラブコメ
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わぁー - すみません💦私の端末のせいでした💦気にしないでください! (2022年6月29日 23時) (レス) id: 8abf4c4eb8 (このIDを非表示/違反報告)
わぁー - あの、名前がAになっているのですが、直していただけるとありがたいです💦 (2022年6月29日 23時) (レス) @page40 id: 8abf4c4eb8 (このIDを非表示/違反報告)
白揚羽(プロフ) - お嬢さん» コメント・ご指摘ありがとうございます!原作ではその様になっているのですが、今回は主人公が猫の方を“五条サン”と呼んでいるので紛らわしくならないように“悟”と呼ばせています。分かりにくくて申し訳ありません…。ありがとうございました…! (2021年1月28日 19時) (レス) id: 400d2ea662 (このIDを非表示/違反報告)
お嬢(プロフ) - はじめまして!猫五条さん可愛すぎます・・・!モフりたい...。あ、一つ気になったことがありまして、硝子さんって五条さんのこと名字で呼んでませんでしたっけ?もし勘違いでしたらすみません>< (2021年1月28日 14時) (レス) id: 40263be792 (このIDを非表示/違反報告)
白揚羽(プロフ) - 花帆さん» コメントありがとうございます!想い人は…さあ、どちらでしょうか…(笑)これからもよろしくお願い致します♪ (2021年1月17日 11時) (レス) id: 400d2ea662 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白揚羽 | 作成日時:2020年12月31日 21時

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