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second side七海 ページ21

だいぶ人が多くなってきたのを察し、
己の膝の上で丸くなって眠っている猫のため、
七海は端の方の席ー、
ちょうど硝子らの溜まっている方へと移った。


「あ、七海くん。君も飲みに来たの?」


「どちらかと言えば避難しに来ました」


己の座った席の隣の
開いている座布団に猫を寝かせる。

座布団に降ろされた衝動で起きたのか、
猫はむくりと起き上がると
再び七海の膝へと戻ってきた。


「ふーん。で、Aと歌姫は?」


「歌姫さんを寝かせるためにAさんに連れられて部屋へと戻りました。」


七海の膝の上で丸くなっていた、
真っ白い猫がもぞり…と動く。



その時他のテーブルからやって来た
中年の男が七海に話しかけた。


「その子、君のお家の子?」


「いえ、的射Aさんから今預かっている猫です。」


「あー。あの子の。あの子も来てるんだ?」


「はい。…家入さん、ほんとにこれ猫ですか?猫にしては明らかに尋常じゃ無い量の呪力を感じるんですが。」


目の前に座る硝子が持つ
コップがカラン、と音を音を上げる。
2人は、気まずそうな硝子の顔を見つめた。


「あー…その猫ね、」


その時、七海は気がついた。

己の膝に丸まった猫が僅かに光り、
形を変え始めていることに。







「猫って光りましたっけ」


「は?」

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設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟 , 家入硝子   
作品ジャンル:ラブコメ
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わぁー - すみません💦私の端末のせいでした💦気にしないでください! (2022年6月29日 23時) (レス) id: 8abf4c4eb8 (このIDを非表示/違反報告)
わぁー - あの、名前がAになっているのですが、直していただけるとありがたいです💦 (2022年6月29日 23時) (レス) @page40 id: 8abf4c4eb8 (このIDを非表示/違反報告)
白揚羽(プロフ) - お嬢さん» コメント・ご指摘ありがとうございます!原作ではその様になっているのですが、今回は主人公が猫の方を“五条サン”と呼んでいるので紛らわしくならないように“悟”と呼ばせています。分かりにくくて申し訳ありません…。ありがとうございました…! (2021年1月28日 19時) (レス) id: 400d2ea662 (このIDを非表示/違反報告)
お嬢(プロフ) - はじめまして!猫五条さん可愛すぎます・・・!モフりたい...。あ、一つ気になったことがありまして、硝子さんって五条さんのこと名字で呼んでませんでしたっけ?もし勘違いでしたらすみません>< (2021年1月28日 14時) (レス) id: 40263be792 (このIDを非表示/違反報告)
白揚羽(プロフ) - 花帆さん» コメントありがとうございます!想い人は…さあ、どちらでしょうか…(笑)これからもよろしくお願い致します♪ (2021年1月17日 11時) (レス) id: 400d2ea662 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白揚羽 | 作成日時:2020年12月31日 21時

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