【呪術廻戦】ねこ五条先生といっしょ！【五条悟】

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『五条サンは良い毛並みをしてるよねぇ』


膝に乗った五条サンの
白い毛並みをブラッシングする。



五条サンが来てから１週間が経った。



だいぶ五条サンも我が家に慣れたのか、
今日の朝は元気に壁に張り付いていた。



…すげぇな、五条サン。



壁に張り付く猫は都市伝説だと思ってた。


｢ぶみゃあ…｣


『はい、ブラッシング完了。』


そう言って五条サンを膝から降ろす。
地面に降りたった五条サンは
じっとこちら見つめている。

ふっふっふ…五条サンはカンが良いな。


『五条サン…今日は１週間を記念してお刺身をご用意しております…！』


｢にゃー｣


『マグロ！マグロのお刺身！猫受けの良い！！』


｢にゃー｣


どうしよう。
全然喜んでるように見えない。
いつも通りに見える。


『…さあ、どんどんお食べ』


差し出したマグロを
ぱく、と頬張った五条サン。
喜んでいるかどうかはちょっと分からない。


喜ばなかったらどうしようかな。
チュ●ルあげようかな。
チュー●で喜ばれたら
メンタルぼろぼろになっちゃうかも知れない。
市販には勝てないのかな…。

宙を見つめ、そんなことを考える。



そして、す、と視線を降ろす。


テーブルの上に乗っている五条サン。


目の前の私の夕ご飯になるはずだった
マグロの皿は空っぽ。


『…五条サン？？』


｢にゃー？｣


あなた…食べたわね…！？私のお夕飯…！！

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