6話 ページ9
ー翌日ー
キーンコーンコーンコーン
今日もトイレ掃除
行きたくないなぁ〜
ほんとに藤くんと友達になれるなんて思ってないけど
私の事いいように利用してるのは花子くんもじゃん
監視までつけちゃって
確か
�爛魯�ジョーダイ�瓩世辰院�
変な名前
貴「毎日トイレ掃除だなんてシンデレラじゃないんだから。部活だって早く行きたいし友達と遊んだりもしたい」
まぁ、こうなったのも元を正せば私のせい
花子くんにこき使われても仕方ないよね
貴「うーん」
でも行きたくない！！
先「藤崎さん！教科書15ページ一段落目から朗読」
貴「は、はい！あれ？」
ない！
ノート･教科書に筆箱も
さっきまであったのに
あ、あれぇ〜〜！？
貴「……」(ワタワタ
先「藤崎さん？」
キーンコーンカーンコーン
葵「それって……」
貴「葵ー！」
紹介しよう！
この子が唯一無二である私の友達の葵！
こんな私にも仲良くしてくれる
大親友なんです！
葵「�爐茲Δ擦い気鶚瓩�でたんじゃない？」
貴「妖精さん？」
葵「知らない？最近流行ってる噂でねぇ〜」
�爐茲Δ擦い気鶚�
注意深く扱っていたはずのものをなくしてしまったり
いつもあるものが必要な時に限ってなくなってしまうこと
ありませんか？
それはきっと�爐茲Δ擦い気鶚瓩了填�
でも決してその姿を見てはいけません
もし見てしまえば
葵「命まで盗られてしまうのです」
貴「…」(ゴクッ
葵「っていうの！ただの噂なんだけどねっ」
貴「なあんだ」
噂でよかったぁ
こんな可愛い顔して怖いことばっかり話してくるんだから
葵「でも最近…」
「あれー？」
「なぁ、俺の弁当箱しらね？」
葵「確かになくし物が流行ってるんだよねぇ。案外本当に居たりして。ようせいさん♡」
貴「まさかぁ…」
「ロッカーの扉がない！」
「誰がこんなこと」
「知らないわよ。気づいたらこんなことになってたんだから！」
誰にも気付かれずにこんなことが出来る人間なんているはずない
これってまさか
ドンッ
葵「きゃっ」
貴「えっ」
葵の持ってたじょうろがAの頭の上に
葵「きゃー！A！急に何かが手に。ごめんねっ！すぐに拭くもの持って…」
貴「はっ…△○✕□※！！！」
ここから離れなきゃ！
みんなの前で魚になるなんて絶対に嫌
葵「A…？」
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作者名：きなこもち | 作成日時：2019年11月5日 0時
