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39話 ページ45

貴「私も読もーっと。えっと、未来未来…」(ドキッ


これは…


貴「赤いページ?」


あぁ、この先が未来なのね


あんまり知っちゃうのも何だか怖いけど


ペラッ


〇月△日


七不思議七番目の正体を知る


貴「これ」


光「うわあああぁ」


貴「わっ!今のは光くん?何が…」


ドロッ


あ、赤い!?


どうして!?


さっき読んでた時は白かったのに


途中で色が変わった?


貴「ううん…それよりあと少しで花子くんの正体が分かったのに」


ちょっと見るだけだから…


パラッ


彼の名前は…


貴「これが、花子くんの本当の名前」


『ぐわぁ』


光「危ねぇ!」


貴「こ、光くん!?」


グイッ


光「先輩こっち!」


貴「な、何っ!?」


光「あの本読んでるうちに、いつの間にか赤くなってきやがって。んで突然あの化け物が。とにかく出ましょう!」


がっ


光「あ、開かねぇ!」


ガシャカシャガシャ


貴「ど、どうするの!?」


化け物が近づいてくる…


光「ちっくしょー!来るなら来やがれ!」


バチバチっ


光「おらっ!」


シュウッ


光君が放った雷はとても弱々しかった


貴「?」


光「あぁぁ!そうだった!花子のやつ!」


花「呼んだ?」


ブワッ


花「おっと」


ズサっ


花子くんが怪異を切ったことで


怪異は蝶になって消えた


花「お二人さーん」


貴「花子くん!来てくれたの…」


花「…」


グイグイ


貴「花子くん?」


光くんと私の間にグイグイ入ってくる花子くん


花「…」(じー


光「なんだよ」


ぎゅっ


貴「/////!?」


花「べっつに〜」


光「なんなんだよ!」


先「あー!もう何やってるんですか!」


貴・光「「せ、先生!?」」


どうしてこんな所に先生が?

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作者名:きなこもち | 作成日時:2019年11月5日 0時

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