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26話 ページ30

葵「なんでも恋愛の神様が育てた木で、あの下で告白した人同士は必ず結ばれるんだって!」


貴「そんなベタベタな…」


てかあそこにあんな木あったっけ?


葵「見て!誰か来た!」


貴「え!?うそうそっ!?」


茜「アオちゃん。僕…」


彼は1-A 出席番号1番 蒼井 茜(あかね)


貴「ん?」


アオちゃんって


葵「…?」


葵の事だよね


あれ?


茜「キミが好きです!付き合ってください!」


山「…あー。いいんじゃね なんでも」


彼は1-A 出席番号24番 山吹 檸檬(れもん)


貴・葵「「ん??」」


茜「真面目にやれよぉ!!」


ドカッ


山「ぐえっ」


葵「練習だったみたいだね♡」


貴「そ、そだね」


も、モテ女…


葵「あの二人はともかく…最近クラス内にカップルが増えたと思わない?」


貴「そういえば確かに」


葵「ほとんどがあそこで告白成立したカップルなんだよ♡Aも近いうちに呼び出されちゃうかも〜〜」


貴「そそそそんな、まさかねぇ」


まさかねぇ









ー放課後ー


花「Aー!」


貴「わっ!花子くん!」


どうしたものでしょう


最近私は花子くんに抱きつかれるのに慣れてしまいました。ドキドキはするけど


これは誰得でしょう!私得でしかない!


花「明日の放課後実習園のでっかい木のところに来てくれない?」


貴「そ!それって告白の?」


花「あー知ってたんだ。それなら話が早くて助かるよ。そういうことでよろしくね」


貴「うっ…うそ」(ドキドキ

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作者名:きなこもち | 作成日時:2019年11月5日 0時

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