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14話 ページ18

ー翌日ー


貴「な…」


ない!


花が全部なくなってる!


ど、どうしよう


誰かが片付け…


まさか


勿怪ちゃん?


勿「?」


勿怪ちゃんの反応てきに違うか


貴「あれ?」


あそこ


葵の席があったはずじゃ


先「朝礼はじめるぞー」


貴「先生っ!あのっ あそこにあったあ花どこに行っちゃったか知りませんか?」


先「花?」


貴「葵が花当番で」


先「花当番の花なら」


貴「なっなにあの草!?」


花がしおれてる!?


先「夏の当番はあいつだそ。それにアオイって……そんな奴の名前このクラスに居ないだろう」


貴「……」


「アオイって誰のこと?」


「Aさんどうしちゃったんだろ?」


さがさなきゃ!


先「藤崎さん?朝礼だそー」


先生まで


みんな一体どうしちゃったの!?


葵……


携帯に繋いだら繋がるかも!


『おかけになった番号は現在使われておりません。番号をお確かめのうえ…』


貴「!?」


そうだ


お家の方に


プルルルル


『はい。赤根ですが』


貴「あのっAです!葵が今日学校に来てないみたいなんですけど、もしかして風邪とか」


『はい?そんな名前の人うちには居ませんけど……番号のお間違いじゃないですか?』


居ない!?


そんな


葵のお母さんまで


!!


そうだ!


花子くんなら何か


ドンッ


貴「キャッ」


?「おっと」


貴「ご、ごめんなさいっ!」


?「こちらこそ 大丈夫?」


!!


いっイケメン!!


?「はい落し物」


貴「あ、ありがとうございます」


あの人友達になってくれそう……


貴「じゃなくて!花子くん花子くんっ」









この見知らぬ男の子が


私の服の袖に折り鶴を忍ばせていたなんて知る由もなかった

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作者名:きなこもち | 作成日時:2019年11月5日 0時

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