司「君の特等席…俺に変更しない？」肆 (ページ49)

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もしものお話 1 ページ49

"もしも花子くんが同級生だったら"

「やっぱり修学旅行といえばこれでしょ！」

「「恋バナ！」」

葵「Aはやっぱりあまねくんだよね〜」

貴「え！？」

葵「だって2人すごい仲良いじゃない」

「それ私も思った！カップル並みに仲良いよね！」

貴「べ、別にそんなんじゃないよ」

「そんな真っ赤な顔で言っても説得力ないって！認めなよ〜！」

葵「もしAに気がなくてもあまねくんAの事好きそうだよね〜」

「あれは完全に脈アリでしょ！Aちゃんと喋ってる時の顔すごい優しそうだもん！」

葵「それ私も思った〜」

「今日もこんなことあったよね！」

普「ポッキーいる？」

そう言ってAのグループにきいてくる

「ほしー」

貴「私もほしー！」

普「ほい」

葵「そうそう。あれでAにだけあ〜んってしようとしてたよね〜」

「それでAちゃんは"恥ずかしいから止めてよ！"って言ってたよね〜ほんとは食べさせて欲しかったんじゃないの〜？」

貴「や、やだよ！恥ずかしいに決まってるじゃない！」

「でも、司くんも隅に置けないよね」

「分かる！子供っぽいところあるけどさ、いざとなったら助けてくれそうよね！」

「私この前司くんがAちゃんを助けるところ見たよ？」

「え！？うそうそ！どんな感じだったの？」

「階段から落ちそうになったAちゃんを助けて、すごい心配した感じだった！」

「え〜何それ！！ギャップ萌えじゃん！」

貴「うぅ。葵助けて。私この空間もーやだぁ！」

葵「私はこの雰囲気すきだよ」

貴「裏切りものぉ！！」

「そういえば葵ちゃんってゆえば茜くんじゃない？」

葵「え？」

「もうあれは夫婦っしょ！」

葵「え〜。⋯A。逃げよっか」

貴「え〜？私この雰囲気すきだからやだ〜」

葵「⋯」

貴「⋯えっと？葵さん？」

「それでそれで！？葵ちゃん何回告白されたの！？」

葵「ん〜。わかんない♡。そういえばAも普くんに告白されたとか言ってなかったっけ？」

貴「なっ！葵！」

「Aちゃ〜ん？嘘はついたらダメだよ〜？⋯OKした？」

貴「⋯OK。⋯⋯しました」

「「キャー！！！」」

普「くしゅんッ！」

檸「⋯噂でもされてんじゃね？」

普「そうかも」