182話 ページ47
葵「笛の音が聞こえた人を守る意味でもみんなで起きてたんだとか⋯それが今ではこの学園の七不思議の六番目⋯」
貴「ストップ葵!」
葵「A?」
貴「ええっと、私、ちょっとお手洗いいってくるー!!」
檸「あんなに急いで漏れそうだったのか?」
横「山吹先輩デリカシーないですね〜」
佐「ないですね⋯」
︎︎
貴「はぁはぁ」
つい、逃げてきちゃった
だって最後まで聞いてたら葵の話が今度も実現しちゃう気がしたから!!
貴「でも、さっきの話が七不思議の六番目⋯?」
「七不思議がどうかした?」
貴「きゃっ⋯茜くん!!」
茜「びっくりした⋯どしたのAちゃん」
貴「あ⋯あああ」
やっと!
貴「会いたかったぁぁ〜〜!」
茜「何!?」
貴「実はずっと話したいことがあって⋯」
茜「好きな子がいるのでごめんなさい」
貴「ちがくて!私⋯」
♪。.:*・゜♪。.:
貴「⋯!?」
茜「何?」
貴「い、今笛の音が」
茜「?別に何もいないけど⋯」
貴「ヒッ!」
怪異⋯⋯!?
茜「は⋯?」
『オオオ』
貴「な、なにこれ⋯!?」
『あぁ⋯うれし、うれし。でられたでられた。いくとせぶりか⋯腹が減ったな。そこの童』
貴「⋯ッ!」
茜「!⋯Aちゃん下がってて」
『こっちニおいでぇエエェ』
ゴツッとすごい音と共に怪異は崩れ落ちた
貴「す、すごい」
茜「これだから怪異は嫌なんだよ。人の都合はおかまいなし。なんの脈絡もなく襲ってくる
無駄に体力使わせやがって。ったくただでさえ疲れるんだっつーの
行こ。Aちゃん。話があるんでしょ」
貴「うん⋯!!」
この怪異!
貴「茜くん!まだ動いてる!」
茜「!⋯チッ」
『喧しいと思ったらなんやの君ら』
貴・茜「「!?」」
︎︎
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『死にに来たんか?』
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癒秘松(プロフ) - 面白いです!頑張ってください! (2020年2月15日 21時) (レス) id: 362f189d15 (このIDを非表示/違反報告)
みゆ(プロフ) - 続きが気になる! (2020年2月10日 1時) (レス) id: 12db53baf5 (このIDを非表示/違反報告)
むゆな - 続きが気になる!変更頑張ってください! (2020年2月2日 23時) (レス) id: 5be02e72aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きなこもち | 作成日時:2020年1月31日 19時