司「君の特等席…俺に変更しない？」肆 (ページ39)

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175話ページ39

シ「あら、おだいの請求ですかぁ？七不思議の席はお返ししましたのでたいして払えませんよォ？」

司「⋯」

︎︎

この先どうなるのか分からない世界だけど

貴・光「「あ」」

ばったりだ！

貴「はーなこくんっ！」

光「花子！あれ？」

花「ばぁっ！」

貴「きゃー！！」

光「花子てめぇ！」

花「あはは」

貴「びびびびつくりしたぁ」

光「何してくれんだ！先輩の寿命これ以上縮んだらどうすんだよ！」

花「少年」

貴「光くん」

光「？」

でも、この世界が私の世界

私が生きていたいのはここだから

頑張らなきゃ

貴「あのね、二人とも。ちょっと相談があるんだけど⋯」

花「相談？」

貴「実は⋯」

花・光「「ゴクッ」」

貴「もうすぐ期末試験なの」

光「き、期末試験！クソっ！忘れてたぜ！」

貴「絵の世界にいるうちにこんなに時間が経ってるなんて」

花「試験とかどうでも良くない？今生きるか死ぬかでしょ」

貴「もし全教科補習なんてことになったら夏休みは補習地獄で⋯トイレ掃除なんてしてられなくなっちゃうのよ！」

花「⋯」(ガーンっ

貴「それに全部赤点なんてことになったら」

やだやだ！絶対やだ！

花「A」

貴「花子くん？」

もしかしてテストで満点が取れる不思議な道具があるとか⋯？

花「勉強しよう」

貴「⋯うん」

光「俺も手伝うっす！」

貴「光くん！」

花「少年は補習大丈夫なの？」

光「大丈夫じゃねぇ！」

︎︎

輝「期末試験⋯⋯か」