153話 ページ16
私の頬に手をあてがいながら
花「どうして俺はこんなことするんだろうね」
なんでそんな
困った顔するの?
花「大丈夫。俺がAを助けてあげる」
花子くんはそう言いながら牢越しに抱きしめてくれる
安心させるように⋯
花「だから安心してずっとここにいるといい」
貴「え。花子くん?私ずっと⋯ここになんて」
花「俺もう行くね。この世界が完成したら迎えに来るから」
貴「待って!花子くん!」
私の声は虚しく
ドアがバタンと閉ざされた
貴「う⋯ぐずっ うぐっ」
花「⋯」
シ「七番様」
花「四番」
シ「もぅ〜人の美術館勝手に使わないでくださぁいよ。この世界の完成に協力して頂けるのはありがたいんですけどぉ。七番様もしかしてずっとここにいるつもりですかぁ?」
花「そんなわけないだろ。この世界が完成したら俺は出ていく 」
シ「そうですかぁ」
花「君の能力はAを保護しておくのに都合が良いからね。利用させてもらってるだけ。それよりさっさと仕上げてくれない?この絵空事の世界をさ」
シ「⋯はぁ〜い。ご注文承りましたあ」
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癒秘松(プロフ) - 面白いです!頑張ってください! (2020年2月15日 21時) (レス) id: 362f189d15 (このIDを非表示/違反報告)
みゆ(プロフ) - 続きが気になる! (2020年2月10日 1時) (レス) id: 12db53baf5 (このIDを非表示/違反報告)
むゆな - 続きが気になる!変更頑張ってください! (2020年2月2日 23時) (レス) id: 5be02e72aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きなこもち | 作成日時:2020年1月31日 19時