満たされたい。 ページ13
※援 交ネタです。
「ここだよね。」
夜の街。
そこに留まるのが女子高生だとしたらする事は1つ。
援 交。
Twitterであった良さげな男性。
どんな人だろう。
もうすぐ19:30。
「君がAちゃん?」
「あ、はい。キヨさんですか?」
「うん、そうだよ。それじゃ、行こっか。」
「…はい。」
高身長で世間的にはイケメンだと思う。
そういう人こそ性格がアレだったりするのだけど。
ホテルが並ぶ通り道。
キヨさんに着いて行きまぁまぁ高級そうなホテルに着いた。
ガチャ。
部屋に入るとそれらしい雰囲気が漂っていた。
私達はベッドに座った。
「…緊張してる?」
「え…はい。こういう事は初めてです。」
「初めてなんだ。俺もこういうの久しぶり。じゃあAちゃんの事もっと知りたい」
「私の事…ですか?私は……」
親からの愛はない。
すごく仲の良い友達がいる訳でもない。
…恋人なんてましてやいない。
「…こんな、私は愛されたいと思いました。」
「へぇ〜、こんな形でよかったの?援 交なんて」
「構いません。それが世に言う愛なのでしょう?私は"満たされたい"んです。」
「…満たされたい、か。」
よくわからない反応。
「…キヨさんの事も教えてください。」
「俺?大したことないよ?いいの?」
「別に、いいですよ。」
「俺は、こういう事は何回かしたことあってさみんなお金の為にスるんだよね。」
「まぁ…そうでしょう。」
「でも、Aちゃんみたいな子は初めて。満たされたいなんて初めて聞いたよ。」
あたりまえだ。
その為に援 交をする奴は私くらいだろう。
「だからさ、俺で満たさせてよ。」
ドサッ
「っ…」
急に押し倒された。
本当にこの心を満たしてくれるのだろうか。
「近くで見ると、かわいい。…そそるわ。」
「…口説き文句ですか?」
「そうかも。キスしていい?」
「聞かなくても、別に抵抗しませんから。」
「そっか。」
一回目は触れるキス。
二回目は貪るようなキス。
「…ん…最高。俺で満たすよ。」
朝。
「あ、起きた?おはよ。」
昨晩は…そうか…そうだったな。
「おはようございます。」
「なぁ、また会えない?」
「…いいですよ。」
微かに埋まった心の隙間。
彼に全てを埋めて欲しい。
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ろんさん - すごくよかったです!!めっちゃキュンとしました!!一つリクエストよろしいでしょうか?キヨさんと(名前)がゲームで勝負していて、(名前)が負けてしまい、甘い罰ゲーム?をさせられる、みたいな話が見たいです!!( *´艸`)これからも更新楽しみに待ってます! (2019年5月12日 0時) (レス) id: 6bebaca9e7 (このIDを非表示/違反報告)
冷蔵庫(プロフ) - たきな。さん» ありがとうございます! (2019年3月24日 16時) (レス) id: 23407bcabd (このIDを非表示/違反報告)
たきな。(プロフ) - すごくよき! (2019年3月21日 20時) (レス) id: bf22fc3c3d (このIDを非表示/違反報告)
冷蔵庫(プロフ) - あほのゆな。さん» ご感想ありがとうございます!(*´∀`*)勉強も部活も頑張って下さい!!これからも良い作品のため精進します! (2019年3月20日 19時) (レス) id: 5fcb64f184 (このIDを非表示/違反報告)
あほのゆな。 - 最高の作品でしかないです。毎日読み直して癒しにします!勉強頑張れます(泣)部活動も頑張ります!素敵な作品感謝です…(´-`).* (2019年3月20日 18時) (レス) id: ec9fb2ae0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:冷蔵庫 | 作成日時:2019年3月15日 14時