【ky】ねぇ、愛して。【短編集】

キス。 ページ1

｢キヨく…ん…っ…ま…｣



さっきから終わることの無いキス。



｢っ…待たねぇ…｣



更に唇を重ね、舌を入れる。



__まただ。
こうやってキヨ君に流されてく。今日こそはダメ。


私はキヨ君の胸板を押す。




｢…っだめ。もうおしまいだから。ご飯作らないと。｣



｢あとでいいってば。｣



そう言ってキヨ君はもう1回キスしようとしてくる。



｢…っ…？｣



してくると1秒前まで思っていたのだがしてこなかった。



｢ねぇ、してくると思った？｣



心なしか期待していた自分を殴りたい。



｢べ、別に…！｣


｢もしかして期待してた…？｣


｢っ…してないけど｣


｢A、目ェ逸らすなよ。焦らされると興奮する。｣


｢…はぁ？｣



そういう目で見られるとこっちもドキドキしてしまう。



｢…ベッド行かね？｣



｢い、今はそういう気分じゃない！｣



｢さっきまで気持ちよさそうにキスしてたのは誰だっけ？｣



｢うぅ…｣



キヨ君は言い方がいやらしい。



｢じゃ、そういう気分にさせてやるよ。｣



そう言って耳にキスをした。



｢…ひゃっ…｣



｢あー、耳弱いんだっけ？かわいい。｣



｢耳元で囁かないで…っ｣



耳を舐めてきた。
体が思うようにならなくてキヨ君の方に倒れ込む。



｢…やぁ…だめ…｣


キヨ君は私を優しく抱きしめ



｢そういうとこかわいすぎる。ちょー好き。｣



そう言って私をお姫様抱っこしてベッドのある部屋に連れて行ったのだ。




｢今回だけだから…っ｣



｢わかってるって…♪｣

先生。→

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