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せんせい ページ10

慎side




Aの病室に行くと、楽しそうなAがいた




『A』

A「慎先生」

『楽しそうだね』

A「さっきね北人先生が歌を歌ってくれたの!」

『そう、良かったね』

A「慎先生、悲しそう…」

『えっ?』

A「何か、考え事してそう…」

『ううん、大丈夫だよ。ありがとう』

A「うん!」




『はぁ…』

北人「まこっちゃん」

『あっ、北人さん』

俺たちは誰もいないときは、北人さんやまこっちゃんって呼び合っている


北人「Aちゃんのことで悩んでるんでしょ?」

『そうです…あいつがさっき僕に考え事してる?って聞いてきたんです…』

北人「まこっちゃんが思う以上にAちゃんはまこっちゃんのこと心配してるんだよ」

『そうなんですか?』

北人「俺が病室に行ったときいつも必ず言うことが、慎先生は?なんだよね」

『えっ?』

北人「ほら、まこっちゃんも他の子の担当医もしてるからさAちゃんが嫉妬とかしちゃってるんだよね」

『そうですか(笑)』

北人「まあ、俺たちはAちゃんの病気を治してあげることが目標だから」

『そうですね』

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作者名:れいな&紡. | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mayasayash1/  
作成日時:2020年6月9日 16時

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