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『松村くん、お疲れ様』





「お疲れ様、


で?誰の笑顔が作り笑いって?」





彼は私の隣、つまり自分の席に座ると



頬杖をついて



私のことを見てくる。






「北斗、中野のことイジメんなって」





立ったまま喋っていたこーちが




私と松村くんの間にわざと入り込むも





「いや、悪く言われてんの俺じゃね?」






とブスッとした顔をした。







『あ、いや、それはごめん』






悪口のつもり、とかはなかったんだけど




そら、嫌かと言われてる気分だよね。




素直に謝罪すると




「まあ、全然いいんだけど事実だし。



ていうか、中野にバレるとか

俺作り笑い下手ってこと?」







"みんなにそう思われてんのかな〜"






と心配になって



自分の両頬を押さえる松村くんに






「俺は全く気づかなかったけどね



つーか気づいてたらあんなことにはなんないだろ」





と、こーちがフォローする。

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作者名:Runaaaaa | 作成日時:2021年5月29日 23時

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