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松村くんの方をチラッとみた森本くんは





何を思ったのか







「中野さん、明日飲みに行きましょうね、2人で」






と突然笑顔で誘いかけてきた。







「は?」






私より先に反応したのは
もちろん松村くんで、







「二人で行くの?」







なんて、私の返事も聞かずに森本くんに尋ねる。







「そ、すよ。色々話したいことあって」







「ふーん」






聞いた割に、"ふーん"で終わらす会話。



いや、顔が明らかに怖いんですけど。









「いいっすよね?中野さん」








森本くんは気にしてないのかわからないが
私に確認を求めてくる。







『あ、うんいいよ』







私がオッケーをすると、松村くんの顔は更に不機嫌度が増した気がするが





何も言ってはこず、






私にどうしろと言うのだ、と





小さなため息が溢れた。

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作者名:Runaaaaa | 作成日時:2021年5月29日 23時

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