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、
「あー何、北斗もう公にしたの？」
「うん、好きって言った」
まるで常識かのように会話がなされているが
つまり、
私に好意があることは
こーちはご存知ってことで良いのでしょうか。
「てかさ、何回か飯誘ったけど来なかったじゃん」
「いや、あの時期マジで多忙すぎて
これなかったんだって」
『え、松村くんのこと誘ってた時期あったの？』
そんなこと聞いたことないから
勝手に誘っていたな、こーちめ。
「うん。どうしても会う口実が欲しいって言うから」
「ちょ、やめろよこーちさすがに恥ずかしい」
こーちにサラッと暴露されて
片手で顔を覆う松村くんをみると
こっちまで恥ずかしいんですけど。
いや、私の方が恥ずかしいんですけど。
「二人して顔赤らめてたら
俺まで恥ずかしくなる」
『うるさいこーち』
彼の照れにつられて赤くなる頬を両手で隠しながら
こーちに強くあたることで自分の平常心を保った。
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作者名：Runaaaaa
| 作成日時：2021年5月29日 23時
