マダラの妹其ノ百五十 ページ50
土煙が舞い、一時的に視界が阻害される。
「ッ!」
ガッガガッ!
土煙に紛れ、サスケがこのひと月で会得した高速体術を繰り出す。動きの一つ一つが見事なまでに洗練されており、とてもこの短期間で身に付けたとは思えない。
漸く土煙が晴れ、お互いの姿を見ることが出来た。
「…強くなったなあ ビックリした。その動き、リーの体術だね」
「このひと月でオレは強くなった。本気で来やがれシオン」
サスケの瞳は既に赤く染まり、二つの巴模様が浮かんでいる。
まだまだ発展途上。故に、サスケは誰よりも強くなれる。成長が出来る。
そして、鈍色に輝く一振りの刀を巻物から口寄せした。
「!まさか…」
「お前だけじゃねえ…オレももう使える」
何故気付かなかったのか、あれだけ動いていて息切れを起こしていなかったというのに…少々油断をしていたな。
シィィィィ…
独特な呼吸音。
赤い瞳と、
「たったひと月で…全集中の呼吸と剣術を修めただなんて…」
ちらりと会場に来ているカカシ先生と、その隣にいるオビト兄さん。目が合うとニヤッと笑って「頑張れよ」と、口パクで伝える。
私は、感動と興奮で体が打ち震え、自身の口角が上がるのを抑えきれなかった。
一度目を閉じ、私も巻物から番傘を口寄せして刀を取り出し、目を開く。
瞳は赤く、三つの巴模様が浮かび、刃は紅蓮の炎が包む。
互いに技の構えを取り、抜刀する!
「───雷の呼吸 壱ノ型 霹靂一閃」
「───炎の呼吸 壱ノ型 不知火」
稲光と火炎、二つが中央で激しくぶつかり合う!
「とことんやり合おう!精根尽きて倒れるまで!!」
「望むところだ!オレはお前に必ず勝つ!!」
うちはの戦いは、始まったばかりだ。
.
続編絶賛作成中!
また一週間ほどかかると思います…(泣)。
私生活が忙し過ぎて…漫画片手にせっせか書いてはいるのですが…すみませんorz。
気長にお待ちいただければ幸いですm(_ _)m
キャラメーカー様より作成↓
※幼少期のシオンのイメージ
http://uranai.nosv.org/uploader/common/7/c/c/7cc916fd9c10e66b51afc78be65d2263.png
お待たせしました。続編何とか出来ました(汗)。↓
うちはマダラの妹に生まれ変わったんだけど誰か助けろて下さい-原作編3-【NARUTO】
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レキ(プロフ) - mokaさん» コメントありがとうございます!良かった!ちゃんた画像が貼れた…(泣)。 (2019年12月18日 23時) (レス) id: 803b6b5daa (このIDを非表示/違反報告)
moka(プロフ) - 一番下のリンクのやつが見れました! (2019年12月18日 22時) (レス) id: 1cdebf426b (このIDを非表示/違反報告)
レキ(プロフ) - 今度こそちゃんと見れる! はず!! (2019年12月18日 8時) (レス) id: 803b6b5daa (このIDを非表示/違反報告)
レキ(プロフ) - mokaさん» ちゃんと申請したのに?!Σ(゚д゚lll) (2019年12月18日 7時) (レス) id: 803b6b5daa (このIDを非表示/違反報告)
moka(プロフ) - イラストのページが見つかりませんって出ましたー(泣) (2019年12月17日 23時) (レス) id: 1cdebf426b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レキ | 作成日時:2019年10月24日 7時