うちはマダラの妹に生まれ変わったんだけど誰か助けろて下さい−原作編2−【NARUTO】

マダラの妹其ノ百四十七 ページ47

　
　
「ハッ！」


キィンッ！

ガッガッガッ ギギキィンッ！


「炎の呼吸 弐ノ型 昇り炎天」

「水の呼吸 捌ノ型 滝壷」

炎を纏った刀と水を纏う刀がぶつかり合う。

互いの剣戟は一歩も引かずに繰り出され激しさが増していく。

もう一度鍔迫り合いとなり弾かれて体勢を崩すが、素早く大地に手を着き崩れた反動を利用してくるりと回転し、回し蹴りを繰り出す。

足が刀を持つ手へとぶつかり刀を落とす。

蹴り上げられた刀宙で弧を描き地面へと突き刺さった。

そこで修業は終わる。

「動きが大分戻ってきたな。あとは全集中の呼吸・常中を続ければ問題ないだろう」

「ふう…シスイ兄さんはやっぱり強いね 全然敵わないや」

うちは一族は火の性質を持つ一族でもあるから、やはり炎の呼吸の威力が段違いだ。

「オレが主に使えるのは炎と雷と風だからな シオンはどの型の剣技は文句なしの腕前だ。誰から教わったんだ？」

「(教えたの自分でーす とは言えんからな(汗))
うちはに関する書物を読んでた時に 呼吸による剣術が載ってたから…それを見て覚えた」

「そうなのか やっぱお前は凄い子だな。オレは岩と蟲は苦手だからなぁ」

あっはっはっ、とこれまた見事なお兄さんスマイルで笑うシスイ兄さん。

チャクラの性質に合わせて呼吸も複数使う事が出来るので戦いの幅がかなり広がる。シスイ兄さんは火・雷・風、それから陰遁を使えるので呼吸も三つと風や獣と水等も使える。

岩と蟲はどうも合わないのか使わないみたいだけど。

まあ岩に至ってはあれ刀じゃないもんな。

「だけど呼吸の剣術を生み出したうちはユリ様は凄い御方だ。五大性質に加えて派生剣術も作り出した人だからな
誰よりも愛情深く慈悲深い心を持っていらした方だと言われてる……オレ達うちは…いや、木ノ葉隠れの誇りだ！」

「そ、そうなんだね…」

そんな風に伝わってんのかい…！普通に照れる！！



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