マダラの妹其ノ百四十四 ページ44
私の「殺してやる」という言葉に驚いたのか、カカシ先生とナルトとサクラちゃん、それからヒルゼン君と他の皆は目を見開いた。
「ナメられたものです…ね!」
片目の奴…名前何だっけ?まあいっか。
片目が腕に着けてある装置を稼働させて特殊な音を発生させる。そういやこれがコイツの自慢の武器だっけな。音をチャクラで操って増幅させたり出来る…だっけ。
「背後がお粗末よ!」
そこへすかさずキン?だったような気がする……が、千本を両手に構えて頭目掛けて振りかぶる。
シャキンッ
「え…」
「お粗末なのはどっちだ」
刀を振るい、髪の毛をバッサリと切り落として強く地面に踏みつけ、片目の腕にクナイを数本投擲した。
「まず一人……オラァ!」
ドゴォンッ!!
踏みつけたキンを反対側の壁に叩き蹴り、トドメにもう一度胴体を蹴りつけると気絶する。案外弱い。
「なんだ 思っていた以上に弱いんだな。幼子の方がまだマシな攻撃をするぞ?」
刀を軽く振り、付いていた残りの髪を払い落とす。
汚いな。あとでちゃんと手入れをしとかないと。
「オレらが…ガキ以下だって言いてえのか…!!」
こめかみをピクリと動かし、フルフルと体を震わせて怒りに満ちた表情でギロリと睨み付けてくるが…全く恐ろしくもなければ凄みもない。
「ハッキリとそう言ったはずだけど?
ああ、言葉が理解出来なかったのか 悪い事をしたねぇ謝るよ。お前の実力は幼子以下…否、砂利以下だな」
ハッと鼻で笑うと我慢の限界だったのか、愚かにも折角怪我で使えなく見せていた両手を突き出して突っ込んで来た。
片目が何か言って止めようとしてたけど、仲間の忠告すら無視して攻撃をした。
「死ねクソアマがァ!!!」
斬空極波!!
床が抉れ、轟音と共に辺りが砂塵に包まれる。
「ハハハ!あっけねェなあうちはシオン!」
「───誰があっけないって?」
私は上空へと飛び上がり、刀を弓を射る様な体勢で構えを取る。
───蟲の呼吸 蝶ノ舞 "戯れ"
目にも留まらぬ高速の突き技。四連撃その身に浴びせると苦悶の表情と共に吐血する。
「ああ、そういえば…お前はサクラちゃんの顔を殴ったし、散々な目に遭わせてるんだったよね。
そんな悪い事をする腕なんて いらないよね」
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レキ(プロフ) - mokaさん» コメントありがとうございます!良かった!ちゃんた画像が貼れた…(泣)。 (2019年12月18日 23時) (レス) id: 803b6b5daa (このIDを非表示/違反報告)
moka(プロフ) - 一番下のリンクのやつが見れました! (2019年12月18日 22時) (レス) id: 1cdebf426b (このIDを非表示/違反報告)
レキ(プロフ) - 今度こそちゃんと見れる! はず!! (2019年12月18日 8時) (レス) id: 803b6b5daa (このIDを非表示/違反報告)
レキ(プロフ) - mokaさん» ちゃんと申請したのに?!Σ(゚д゚lll) (2019年12月18日 7時) (レス) id: 803b6b5daa (このIDを非表示/違反報告)
moka(プロフ) - イラストのページが見つかりませんって出ましたー(泣) (2019年12月17日 23時) (レス) id: 1cdebf426b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レキ | 作成日時:2019年10月24日 7時