マダラの妹其ノ百三十九 ページ39
油断大敵、それは忍世界に於いて常に頭の隅に置いておかなければならない事。ほんの僅かな"油断"が、直ぐに"死"に直結するからだ。
「(何…やってんだ！私は！)」
火遁・獄炎"冠菊"！
大蛇丸は気紛れだ。私は"うちは一族"だから新たな器の候補として狙って来た。おそらく、サスケのトコにはもう襲撃した後だろう。顔に爛れた痕が残ってる。
私が殺される事は…多分、ないはず。
でも、二人は違う。二人は確実に大蛇丸に殺されてしまう。
幸い二人に宛てがわれているのは口寄せの蛇だ。蛇相手なら多分大丈夫…だと思いたい！結構デカいけど！
そんで隙あらば大蛇丸が二人の方に術使おうとするから余計に腹立つな！
私という者がありながら浮気か？！
「(気付かれるかは分からないけど…異能力を使うしかない！)」
二人を何としても守らないと！
「(異能力──【月下獣】！)」
攻撃の刹那、両腕と両脚を虎に変えて瞬間跳躍し、一気に懐に飛び込む。急に加速した事に驚いた大蛇丸は僅かな動揺を見せる。
「ハアッ！！」
ザンッ！
虎の爪が大蛇丸の右腕を千切り飛ばす。
大蛇丸はニヤリと笑うと怪しく目を細める。
「ふふふ…やっぱり、あなたはただ者ではないみたいねえ その歳で写輪眼を使いこなして、私が知らない術を知っている…」
わ、笑い方超怖ェ(汗)！興味が完っ全にお手々とお足に移った！！
……って、体動かねェェェ？！！！ウッソでしょ？！あれか！これが噂の金縛りの術ってやつゥ？！
「ヤタラの所にいた時よりも強くはなっているみたいだけど…まだまだ底知れないわね。
特別に私からプレゼントを渡してあげるわ」
「プレゼントっつってるけど嫌な予感しかしねぇわ！！！」
そうこう喚いてる間にスタスタと近付いて来る大蛇丸。手を見た事のない印を組むと首を"ギュンッ"と伸ばして右首筋に噛みついてきた。
一泊間があった次の瞬間、体中に耐え難い激痛が全身を走り、苦痛の絶叫を漏らした後、意識を失った。
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マダラの妹其ノ百四十→←マダラの妹其ノ百三十八(イズモside)
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レキ(プロフ) - mokaさん» コメントありがとうございます！良かった！ちゃんた画像が貼れた…(泣)。 (2019年12月18日 23時) (
レス) id: 803b6b5daa (このIDを非表示/違反報告)
moka(プロフ) - 一番下のリンクのやつが見れました！ (2019年12月18日 22時) (レス) id: 1cdebf426b (このIDを非表示/違反報告)
レキ(プロフ) - 今度こそちゃんと見れる！ はず！！ (2019年12月18日 8時) (レス) id: 803b6b5daa (このIDを非表示/違反報告)
レキ(プロフ) - mokaさん» ちゃんと申請したのに？！Σ(ﾟдﾟlll) (2019年12月18日 7時) (レス) id: 803b6b5daa (このIDを非表示/違反報告)
moka(プロフ) - イラストのページが見つかりませんって出ましたー(泣) (2019年12月17日 23時) (レス) id: 1cdebf426b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レキ | 作成日時：2019年10月24日 7時
