うちはマダラの妹に生まれ変わったんだけど誰か助けろて下さい−原作編2−【NARUTO】

マダラの妹其ノ百三十四 ページ34

　
　
「ではこれから中忍選抜第一の試験を始める…志願書を順に提出して 代わりにこの座席番号の札を受け取り、その指定通りの席に着け！その後に筆記試験の用紙を配る…」

言われた通りに志願書を提出して番号札を受け取り、指定番号の席に着いた。イズモとコテツ(呼び捨てにしてと言われた)もバラバラに座ってるので遠くに離れている。

隣を見たらネジが座っててビビった。

試験の説明もよーく聞いていよいよテストがスタートする。

ざっと問題見たけど…うん、ワカンネ(白目)。

一問目の暗号文は何とか解けたけど…放物線Bが云たらかんたらとか何それ。私割と体で覚えてくタイプだから紙面の上じゃチンプンカンプンだよ。

「(つーか別に全問白紙でも突破できる試験だから書く必要ないけど…)」

空いてる解答欄にサラサラっと文字を書いて後はぼんやりとして試験が終わるのを待つ。


・・・・・・


───試験終了後、イビキは受験者の解答用紙を集めている。

すると、ある受験者の解答用紙に目に留めた。

第二解答欄に暗号文が添えられていたのだ。

解読した内容はこう書かれていた。



"底知ラヌ欲望ト野望ヲ 瞳二宿シタル大蛇

蜷局ヲ巻キテ 暗澹ヨリ静寂(シジマ)ヲ破ラントスル

下ノ若葉二内通者アリ 大蛇ノ手下 風ノ主ト三人

注意セヨ 風ト大蛇ハ手ヲ取リ 燃ユル葉ヲ消サントス"



一読したイビキは直ぐに内容を理解し、急いで火影へと伝えに走った。



大蛇、静寂、若葉、風、燃ゆる葉……。



「(これが事実なら、戦争の引き金に充分なりうる！！)」









"大蛇丸と砂隠れが手を組み、木ノ葉を滅ぼそうとしている"



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