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マダラの妹其ノ百十七 ページ17

カカシ先生は少々自慢気に私達を再不斬に紹介してみせる。

…ナルトはこれ褒めてんのか?忍者って忍ぶぞ?ドッタンバッタン(?)はしないぞ?

「白…分かるか このままじゃ返り討ちだぞ…」

まるで慌てる様子のない再不斬は余裕たっぷりに白にそう投げ掛ける。

すると、白は少しゆっくりとした動作で立ち上がると全身から冷気の様なものを発生させる。

白は特徴的な印を組むと、サスケの周囲に氷の鏡が形成された。秘術・魔鏡氷晶だ。

「(これ見んの久し振りだな〜 あの時マジでズタボロにされて大変だった…)」

今は遠い昔の記憶を思い起こし、その血に受け継がれている氷遁の秘術を見て懐かしさを覚える。

カカシ先生はサスケの元へ行こうとするけど、再不斬が道を遮りそれ以上は進めなくなる。その間にもサスケは白の攻撃を受けてズタズタにされていく。

「シオン!」

「サクラちゃん タズナさんよろしくね」

「っ?!」

カカシ先生に名前を呼ばれ、私は意図を察して走り出した。目指す先は…サスケだ。

この戦いで死にはしないのは分かっているが、やはり万が一の可能性を考えると不安だ。

再不斬は私が行くのを止めもせずに見送る。ガキ一人加わったところで問題ないと思ったんだろう。

「チャクラの消費量多いけどしゃあない…

(バババ…)火遁・獄炎" 冠菊(かむろぎく)"」

一旦写輪眼を解除し、体内でチャクラを練り上げて素早く印を組む。

口内より放たれた花火の名前を冠した超高温の青い炎が氷の鏡に襲い掛かる。

炎がぶつかった瞬間、轟音を立てて鏡が粉々に吹き飛んでいく。



.

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レキ(プロフ) - mokaさん» コメントありがとうございます!良かった!ちゃんた画像が貼れた…(泣)。 (2019年12月18日 23時) (レス) id: 803b6b5daa (このIDを非表示/違反報告)
moka(プロフ) - 一番下のリンクのやつが見れました! (2019年12月18日 22時) (レス) id: 1cdebf426b (このIDを非表示/違反報告)
レキ(プロフ) - 今度こそちゃんと見れる! はず!! (2019年12月18日 8時) (レス) id: 803b6b5daa (このIDを非表示/違反報告)
レキ(プロフ) - mokaさん» ちゃんと申請したのに?!Σ(゚д゚lll) (2019年12月18日 7時) (レス) id: 803b6b5daa (このIDを非表示/違反報告)
moka(プロフ) - イラストのページが見つかりませんって出ましたー(泣) (2019年12月17日 23時) (レス) id: 1cdebf426b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レキ | 作成日時:2019年10月24日 7時

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