episode35 ページ35
岩｢あのさ、｣
帰り道、
静寂だった私たちの空気を遮ったのは
岩本くんだった
『ん？』
岩｢由奈はさ、恋愛する気ある？｣
『んぇ？』
それは想像もしない言葉だった
岩｢いやぁ、なんか、こんなにモテんのに彼氏作らないの不思議だなって。好きな人に気持ち伝えないの？｣
『頑張ってるんだけどね。好きな人とは結ばれないみたい。』
岩｢それって、好きな人に相手がいる、とか？｣
『いや、違うけど。叶わないの。現実的に。』
岩｢そっか。｣
『ごめんね？こんな話して。』
岩｢いや、いいよ。…でもさ、
俺にしとけば？｣
『んー。そうしようかな。』
岩｢えっ！まじ？？｣
『岩本くんといると、楽しいし、幸せになれそうだし。』
岩｢まじで嬉しい！｣
『正直、まだ忘れられるわけじゃないけど、絶対後悔はさせないから。』
岩｢由奈、ひかるって呼んで？｣
『ひ、ひかっ、る…』
岩｢由奈、好きだよ。｣
『んっ。』
｢由奈、じゃあまた明日。遅刻すんなよ。｣
『ひかるまた明日ね。ばいばい。』
岩｢じゃーな。｣
.
『ただいま〜。』
佐「おかえり」
『あれ、来てたんだ。』
家に帰るとソファでまったりしている大介くんが
佐「うん。あ、阿部ちゃんは今日仕事が長引いてるんだって。」
『分かった。じゃあ私、見たいテレビあるからもう部屋行くね？』
佐｢まって。｣
チュｯ
佐｢おかえりのちゅー。｣
まって私
『大介くん、私、彼氏出来たんだ。』
佐｢は？｣
『だから、ちゅーするの、もうなし、ね？』
佐｢ほんと、に？｣
『うん。ほんと。』
佐｢やだよ。俺だって由奈のこと､､､｣
それって…
『それ以上はダメだよ。』
佐｢ねぇ、嘘でしょ？ほら、こっち来いよ。じゃないと無理やりするよ？｣
『もう、終わりだから。』
佐｢由奈、好きだよ。
2番目でも3番目でもいいからさ、
俺から離れないでよ。｣
『離れないよ？これからも友達としてそばにいるから。』
佐｢……そういう事じゃなくて。
俺は由奈の彼氏になりたいの。｣
『無理だよ。』
佐｢岩本くんのこと好きじゃないくせに。｣
『……なんで知ってるの？』
佐｢さっきからずーっとスマホなってたよ。｣
『え、うそ。ほんとだ。』
佐｢出てあげなよ。俺あっち行くから。｣
『うん。』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 10人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ひゆ(プロフ) - momoさん» ありがとうございます！！是非SnowManの推しについて語りましょう！！ (2021年3月6日 13時) (
レス) id: b13cafa6dd (このIDを非表示/違反報告)
momo - 私この話好きです！！良かったらsnowmanの推しについて語りませんか？ (2021年3月6日 9時) (レス) id: ede6eef359 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ひゆ | 作成日時：2021年1月12日 22時
