検索窓
今日:4 hit、昨日:7 hit、合計:45,092 hit

・12 ページ13






ゴロゴロと機械を引っ張って、授業はいつも通り受けた。

最期までこの3人と一緒にいたいから。


3人はどこまでも優しくて、一緒にいようと言ってくれた。




「貸せよそれ、持ってやるから。」

『ありがとう、悟。』




荷物もいつも持ってくれた。

任務で誰かがいない時はすごく悲しかった。




「…A。」

『なに?』

「俺、Aが好きだ。」




教室で急にそう言われた。

すごく嬉しかったけど、自分には残された命がなくて、情けなくて涙が溢れた。




『ずるくない?』

「お前が死んでからだったら一生後悔すんの。俺が。
……嫌じゃなければ付き合えよ。」




恋愛などした事なかった。恋愛感情で好きな人も出来たことない。


あと1ヶ月もない、とわかってて告白してくれたのだ。




『あと少しだけど。よろしくね、悟。』

「そういう事言うなって、少しだろうが長かろうが大事にするからさ。」




重い空気に冷やかしの声も無かった。





・13→←・11



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (147 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
109人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

くまこ(プロフ) - 蒼さん» コメントありがとうございます😭✨そう言ってもらえてすごく嬉しいです! (2022年2月9日 3時) (レス) id: 73baee915b (このIDを非表示/違反報告)
- とてもいい作品でした。夢主さんは綺麗な散りかたをしていて綺麗な作品だと思いました。(うまく伝わっていなかったらすみません) (2022年2月4日 22時) (レス) @page18 id: edd403d320 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:くまこ | 作成日時:2021年8月18日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。