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次に目が覚めると、たくさんの機械が私を繋いでいた。




「A!」

『あれ、わたし、』




もう体は動かせなくなっていた。




『みんな、』

「…あれから3日経ったよ。一度も目を覚さないから心配した。」




3日も寝てたのか。またみんなと差が開いちゃった。


それから偉そうな医者みたいな人が私にこう言った。




「余命は1ヶ月。寝て過ごして半年。どちらを取りますか?」

『うーん、1ヶ月は自由に過ごせますか?』

「呪力を全く使わなければ、歩けるようにもなるよ。」




じゃあ1ヶ月を取ります。と医者に伝えた。




呪いだった。祓っても残る呪いが、私の体を蝕んだ。

呪いに呪力を吸い取られている為、それを制御する機械を連れてなら、どこまででも歩くことができた。





『…夜蛾先生、私退学ですか?』




だってもう呪術師としては過ごせないもん。

どう頑張ったって無理だった。




「好きにするといい。実家に帰ってもいい、ここにいてもいい。」




そう言われて涙が出た。

最期の居場所を選ばしてくれる事が嬉しかった。





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くまこ(プロフ) - 蒼さん» コメントありがとうございます😭✨そう言ってもらえてすごく嬉しいです! (2022年2月9日 3時) (レス) id: 73baee915b (このIDを非表示/違反報告)
- とてもいい作品でした。夢主さんは綺麗な散りかたをしていて綺麗な作品だと思いました。(うまく伝わっていなかったらすみません) (2022年2月4日 22時) (レス) @page18 id: edd403d320 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:くまこ | 作成日時:2021年8月18日 0時

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