オンライン！の世界に突入！

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翼｢ちょっと杉浦さん!?
　何ゲームオーバーしてんだよ！｣

そんな声が耳元で大きく響いて
私はハッと意識を取り戻した

A｢つ…翼？｣

翼｢っ!?A起きた？｣

A｢うん｡翼､今まで守ってくれてありがと｡｣

翼｢っ/// あとは寺西さんだけだね。
　何やってるんだか｣

舞｢あっ！Aちゃん！良かった！｣

舞ちゃんは私より先に起きていたみたい。
ていうか陽子ちゃんは？

A｢増田さん！陽子ちゃんまだ起きない!?｣

増田｢今のところは…あっ！｣

陽子｢……ん？ありゃ？きゃ!!ま､増田さん！｣

ようやく目を覚ました陽子ちゃんは、
目の前に増田さんがいたことに驚いたのか、
増田さんを突き飛ばした上、
大きな声をあけてずっこけた。

増田｢陽子さん!あぶない!｣

そのとき､邪魔ジシャンが陽子ちゃんの背後に出現し、
彼女の首にナイフを突き付けた｡

邪魔ジシャン
｢ふふふ。動かないでくださいね｡
動けばそのお方を切り刻み
ゲームオーバーにしちゃいますよ｣

増田｢よ、陽子さん!!｣

増田さんは陽子さんに手を伸ばす。

舞｢卑怯よ｡正々堂々と戦いなさい！｣

朝霧｢そうだよ！｣

A｢人質を取るなんてかなり焦ってるって事でしょ！｣

翼｢なんだザコなんじゃん！
　ザコには焦りがお似合いだね！｣

いつものように翼は邪魔ジシャンを挑発する

邪魔ジシャン｢なに!?私はザコなどではない！｣

引っ掛かった!?

A｢なら人質はいらないでしょ？
　 陽子ちゃんを放してよ！｣

邪魔ジシャン｢それには引っ掛かりませんよ！｣

そこまで単細胞じゃないか

陽子｢もう！はなしてよ！舞ちゃん､Aちゃん､
　 増田さん､朝霧さん､あたしのことはいいから
　 こいつを攻撃して！｣

舞｢で､でも｣

無理だよ！仲間を危険にさらすなんて！

増田｢陽子さん､
　 俺にはそんなこと…無理です｡すいません｣

陽子｢増田さん、あたしはいいから、お願い!｣

増田｢くそっ、陽子さんを放せ!なにが望みなんだ!｣

邪魔ジシャン
「ひょひょひょ、そうですねえ。
この女性を解放する代わりに
もう一度そこの勇者さんには
幻惑の世界に行っていただきましょうか。
私の脅威になるのはあたただけですからね」

そう言って邪魔ジシャンは左手のステッキを降り上げる。

舞ちゃんが危ないっ！

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八城　舞

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