第2話 ページ4
ある日
私は何時ものように依頼を受け
目的の家に向かっていた
兄がいなくなってから
数年私は兄から讓渡された
異能"天衣無縫"を使い暗殺の仕事を
続けていた。
毎日淡々と唯、人を殺すだけの毎日
『此処か......』
目標の家に着いた
今回の目標は富豪の男性の殺害だ
家に静かに侵入し、家主の眠る部屋へ急ぐ
カチャ
何時も、腰に刺してあるサバイバルナイフを構え
目標の喉を......搔き切る
『静かに眠れ......』
死体となり、倒れる目標
先程までは、生きていただが喉を搔き切っただけで
いとも簡単に死んでしまう
人間はなんて、脆いのだろう
そんなことを考えているとふと
一冊の本が目に入った
一見するとただの本だが妙に気になる
表紙は古くなり日焼けしている
どうやら、上巻のようだ
近くに中と書かれた同じ表紙の本がもう一冊あった
普段は、読書などは興味ないが
珍しくその本を持ち帰り
次の日近くの喫茶店で読んだ
あっという間に読み終わり
近くの本屋で、下巻がないかを探した
然し、店員に聞いても
扱っていないと言われ、その日はそのまま
アパートへ帰った
それから、毎日仕事を終えると本屋を巡り
下巻を探した。然しどれだけ探しても
見つからなかった。
ラッキーアイテム
麦わら帽子
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読書日和(プロフ) - あい様、教えて下さりありがとうございます( > _ < )修正しておきました (2019年3月9日 7時) (レス) id: 074c26cf03 (このIDを非表示/違反報告)
あい - あの、19話と20話が同じなんですけど。 (2019年3月8日 21時) (レス) id: ba4bf15776 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:読書日和 | 作成日時:2019年2月19日 21時